　この問題、黒人系の各国も注目してると思うんだよなぁ…

　正確なトコってのが本当にややこしいんだよね、弥助くんは。orz

　まず「侍」ではありえない。当時の侍は格式が高いトコの一部だけを指していたからここに弥助くんが該当することは断じてない。それは確実。

　でも、じゃあ「武士」だったら？　となると、今度は当時に武士の概念があったかどうかが微妙だという問題が来る。正直、ここが一番の争点なんよな、史実だと。

　要するに、下級武士には入るかも？　てトコは引っ掛かってくる。中間衆なのは今回の騒動で突き止められたかなり信憑性の高いトコの新事実だけど、その中間衆ってのは下級武士に相当するのか、てことになるとまたフリダシに戻るんだよね。

　武士って概念が史料に確認されるのがこの20年後ってのがまたビミョーで、それだとこの時期にはあったかも知れない、てのが出てきて、それでも史料は発見されていないから断定は出来ない、ということでさ。

　史実の正確な理解となると批判してる日本勢すら正直、ううむ、て人多いよね。

　日本語使えたかどうかにしてもそう。なんか、UBI憎しで、偏見入っちゃってる人は自覚持ってほしいよ。それじゃ歴史修正に対抗できないと思ってんのよ。正確なトコを突きつけるのが何より大事なのに、て。

　それと、「政治的正しさ」ってのも必要。どこぞのコンサルがやってるようなデタラメお花畑な政治じゃなくて、ちゃんと脳みそひねくり回して各方面に配慮を尽くした解決策ってのは、絶対に必要な案件になっちゃってんのよ、弥助くんは。日本の政治家とか関係各所が慎重に、動けないでいるのってコレがあるからだよ。いかに各方面の面目を潰さずに収めるか、ての大事よ。大使館とか、関わってきてんだから。

　やっぱ、英語版Wikipediaの該当ページを日本側は関知してなかった、というとこの告知が大事じゃないかな、まず第一弾でしょ、そこが。気付いた以上は訂正させて頂きますね、の態度でイケるでしょ、最初の一手では。

　で、それをやるのに有識者というか戦国史の専門家チームで弥助のページに、日本公式で出す見解として、本当に正しい表記ってのを研究機関で出してもらう、てのも大事。ちゃんと弥助本人を尊重してるという姿勢になるから。

　黒人コミュニティの大多数だってさ、押しつけがましい偽の弥助像なんかより、真実が知りたいでしょうよ。