　それも、善良な宣教師と、植民地主義の手先な宣教師と、両方登場させる。

　ものすごく歴史通りだ。（笑

　ガチの史実通りに、宣教師の一部が工作部隊でした、てのがビジネス的にもマズいってのなら、宣教師を偽ったカルトということにする。嘘つくな、と批判されるかもだけど、日本史を文化侵略しようとして大炎上してる今よりマシと思うし。

　日本を狙う大英帝国とオランダのイザコザに巻き込まれて、陰謀で、信長は実はこのどっちかの海外勢力が計画して殺したことにする。どっちなのかはラストに解る。

　明智も濡れ衣だという説も実際にあって、明智の旗を持ってた謎の部隊によって本能寺は襲撃されたと観る説ね。これを採用するかな。信長が滅した忍びの里とかけっこう恨まれてるんで、そこを海外勢力が唆して資金提供をして…てのはフィクションとして面白くない？（笑

　で、それを弥助が、明智に助けられて善良な宣教師に委ねられた時に、その宣教師からこの日本侵略の陰謀を聞いて、で、例のナンチャラいう剣は信長が持ってたけど、ドサクサで悪の宣教師たちに奪われたのか、誰かが持って逃げていて、それを悪の宣教師たちが追ってる、みたいにする。

　もちろんその逃げてるってのは女主人公のくノ一で。（笑

　で、善良な方の宣教師が実は例の未来から来たナンチャラの組織と繋がっていて、弥助に、この先の歴史で日本は植民地になどならないのが正史で、これを歪めてしまうのがあの剣だ、という感じに進める。

　正しい日本史を守るために、弥助が密かにくノ一と協力して魔剣を回収する、てことにする。悪の宣教師側も魔剣の力を知ってて、歴史も知ってて、歪めようと暗躍とか。

　最終近くで、秀吉が登場してきて、悪の宣教師たちはこの秀吉を葬り去ろうと考えてる。秀吉が後に布教という名の奴隷集めを阻止にかかるのを知ってるから、キリシタン大名の大友あたりを傀儡にしようと画策したり。

　で、それに絡めて、弥助が自分の祖国アフリカの大地がどういう経緯で侵略の憂き目に遭ったかとかをだんだん知っていく、とか。そういう都合の悪いことを奴隷に教えたりはせんだろうから、たぶん知らないと思うし。

　私だったらそういうストーリーにして弥助を主役に据えるね。

　あくまで、影で行われて正史には残らなかった、海外勢力の暗闘として描く。

　でもさ、どうせムリだよね、ポリコレ連中は宣教師を悪の手先になんて描けないんでしょ、それが史実にもっとも忠実だと言っても。（笑

　最初は弥助の葛藤から始めるわ。なんで自分は奴隷なんだろう、て。自分のことを自分で決めちゃいけないんだろう、ていう疑問から始める。信長と宣教師が勝手に自分の処遇を取り決めてて、一人異国に残されるらしい、て感じながら。

　ポリコレを謳う連中がもってくるネタはくだらないしつまんないんだよ。

　ゴーストオブツシマと同じになっちゃう、て意見聞いて呆れたわ。ちょちょっと考えただけでもこんだけ違う色合いの話が作れるのに、真剣さが足りないだけでしょ。

　歴史に強いアサクリシリーズとしても、日本を舞台にしつつ、実際には西洋列強を描くということで得意技を発揮できるよ。オマケに真正面から暗黒の植民地時代を問題提起するなら、最近株を下げまくってるポリコレも多少は見直されるだろう。

追記：

　BLM運動の頃、テレビでさ、白人女性が黒人集団の前で、自ら進んで土下座する姿が映ってたんだけど、あの時思ったのは、「なんでアフリカでやらないんだ、」だったけどね。それと、土下座よりもまず植民地時代の歴史をちゃんと調べる方が誠意籠もってるんと違うかね？

　そうしたら、こんなダブスタイデオロギーを恥ずかしげもなく掲げるなんてこと、出来ないと思うよ。

　ところで今さら気付いたけど、このゲーム会社、フランスの企業なんだな……。フランスって世界一日本の漫画とか大好きでいてくれてる国と思ってたけど、実は差別心マシマシだったのか…とかでちょっとショックだわ。

　フランスのポリコレがこのゲームを作らせたってことで、フランス人のホンネだってことなんだろ？

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい