棘で話題の、「フォロワー3万で本が出ます」の話

 なんか、「フォロワー3万人に達したら本が出せるんですよ!」て告げるためだけに東京まで呼び出されるの、なんなの? て話が話題になってるんだけど。


 これ、もしかして「ヤル気」とか計ってんのかなぁ、とかをまず思ったわ。


 感触というか、本を出すってけっこう労力が要るらしいから、作者さんが途中で音を上げちゃって引き下がられるのが一番困るって話を以前に聞いたことあるんだよね。作家さん自身の信用がゼロになって、二度と起用も出来なくなる、とかナントカ。


 だから、この程度の進捗しかしないような要件で何度か呼び出されることも想定しなくちゃいけなくて、それも見られてんのかな?とかと思いましたん。


 実際、本出すのってどうなんかねぇ? シンドイ?

 経験したことないから解らんわ…



 実録みたいなカタチで、出版の流れを紹介してくれた方が以前に居てさ、その漫画だとほんと、ヘトヘト、て感じまで疲れるみたいなこと描かれてたからさぁ…


 沢山の人の仕事が動くし、途中放棄しない精神力あるかどうか、ての大事なんだなぁとか思ったりしたけど、今の時代ほんとに作者さんのバックボーンがぜんぜん解らないままで手を出すことになってるから、ちょっとでも見極めようってことかねぇ。


 唾ツケには間違いないだろうけど、何もナシにそんな手間暇掛けないよねぇ…


 (いや解らんけどな)




追記:


 世の中、いろんな価値観の人が居て、その価値観に従って言動してて、違う価値観の人がそれ見てびっくりしたり、嫌悪したりして、…それを誰もが面白がれればいいんだけどねぇ。


 男性皆殺し協会とかいう悪ふざけな問題も棘に上がってたけど、これの問題はさ、フェミさんたちは自分たちがやるこの手の悪ふざけとかには甘いくせに、他人がやるのは断固として許さないし、是正するべし!とかを本気で思ってることなんだよね。


 それはもう選民思想だし、その優位性の根拠を作るために、男性とかオタとかに濡れ衣を着せて平気な精神性が、かなりヤバいわけよな。暴君のメンタルだから。


 別に男性嫌悪だとか女尊男卑とかが悪いとは言わない、それも一つの価値観だ。だけど、「濡れ衣を着せて平気なメンタル」ってのは完全に犯罪者のソレだから、これだけは非難されるべきだし、それこそ是正されねばならないんだよ。社会にとって明らかに有害だから。


 根本を見れば、彼女らの方が比較にならんほど有害な思想なんだと、何度言わせれば理解するのだろうか、と思うわ。


 ~かも知れない、という疑いだけをもって有罪にしてしまえるメンタルは、相手に対しての優しさがない。目の前の相手に対して優しさが持てないなら、面識もない誰かにも優しさなど持っていないだろう。取り繕ってエエ格好しいで優しいフリをしたりはするかもだけど、平気で人を陥れるメンタルなのだ。


 自覚せず、あるいは庇われてしまえば、そのメンタルは一生是正されることはない。いつか身近な誰かが犠牲者になる。誰かを虐げて自分の居心地を良くして生きている、その人の環境はそんな環境だろう。



 この手の人を見るにつけ、中世の魔女裁判の場面が目に浮かぶよ。吊せ!と叫ぶ民衆たちの中にその人を見つけてしまう。



 昭和の頃、キモオタと腐女子の間には戦争の気配が充満していた。(笑


 どちらも相手を嫌悪してたし、仲間内では非難が渦巻いていたりもした。誹謗中傷だってもっと酷いものだったかも知れない。


 だけど、権力に訴えようなんて考えは賛同されなかったと思う。思いつかなかっただけかも知れないけど、私は不思議に思う、なぜそんなに無邪気に人を陥れようとするのか、データがなければ詭弁で罪を捏造して、法律という非常に重いモノで相手を潰そうなどと画策できるのか、まるで戦争に赴いた兵士がメンタルをやられて狂気に走った姿と同じにすら見える。その激しい憎悪が、その対象に見合っているとはとても思えないものばかりだから、本当に狂気を感じる。


 中世の頃も、民衆は最初の最初から、近隣の娘が吊されるのを見ても平気だったわけじゃないだろう。それは慣れてしまったからで、人間の残虐性の証左で、エスカレートの果てに鈍感になっただけではあるけど、彼らは近所の娘を吊すことを娯楽にしたんだよな。人間にはそういう残虐性があることは、実験でも証明されていることだ。


 今、こういう話を聞くにつけ、娯楽として「吊せ!」と叫んでいる民衆を思い浮かべる。心が浮き立ってとても楽しいひと時だろう。

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