生まれたての子猫を投げ捨てる話を思い出す

 誰だったか、これも昔、非難と擁護で世論が割れた告白エッセイの話を思い出した。最初に言っておくが、誰だって胸に秘めた「人に言えない過去」の一つや二つ、トラウマになっていていっそ懺悔して許しを請いたい出来事の二つ三つは抱えているものだと思う。それを反芻してから、こういう話は考えないといけない。


 イジメ問題、加害者をただ酷いヤツだと憤る前に、自分の過去にも問う。イジメは受けた覚えはあってもやった覚えはない。だけど、虐待に関すること、特に小動物だったらどうだろうか、と考えを巡らせる。


 …ザリガニのハサミをちぎって、ザリガニ釣りの餌にしたなぁ…


 他にも、決して、口が裂けても言っちゃいけないと思うようなことだって浮かんでくる。カマキリとか…。お子様の頃の私は残虐非道の権化だった。(昆虫主体に)




 小山田圭吾氏の懺悔告白、なぜ調子に乗って残虐行為の告白をしたのか。それも、脚色を交えてまで。顔写真を見る限り、彼は告白内容ほど悪辣なことが出来るような度胸はないと思うから、脚色がかなりあると思ったよ。


 それと、表題にもした子猫投げ捨ての件。こういう告白をする人は、どういう精神性からそんなことをして、また、結果を予測し損ねたんだろうか、と。世間の大半は許してくれると思ったから告白したんだろうが、その甘い認識はどこから来たの?



追記:

 この事件、ぜんぜん知らなかったし、今も何か気が乗らなくてチョロッとしか調べてもいないんだけど、「いじめ紀行」ってなに? こっちの方がドン引きなんだけど。ゲストを何人かとっかえひっかえで、イジメ自慢させてたってこと? このタイトル付けたのは誰よ? よくこんなデリカシー無いタイトル考えたな、てさ。


 この小山田氏って、パッと見で感じたのは「チョーシ乗り」だったから、なんか競うみたいな空気が当時の取材中にあったとかじゃねーの?とか思ってさ。なんかほんと、調べる気もしないの、なんでだろね。


 なんての…? インタビュアーの悪意、てのを感じるのよ。なんかそっちのが嫌悪感が激しくて、あんまり触りたくないっていうか… 問題の文章も読んでないんだけどさぁ… 人の噂のそのまた又聞き、て感じで感想書いてるわ、スマンです。


 インタビュアー? 当時の人なのか、後から掘り起こしたヤツなのかは知らん。


 たださ、本当に残虐なヤツは残虐行為を解った上でやるから、告白しないと思うんよね。懺悔の気持ちもないから、別に告白とかする理由がないって言うか?

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