麻生閣下、財務大臣退任。本当に長い間お疲れ様でした!

 閣下! お疲れ様でした! 副総裁も兼任では大変すぎますもんね、それに若手をしっかり育てることもこれからは大事になってくるから、一歩引かれたとしても、これからもビシバシ手腕を振るって若手を鍛えたってください!


 今は嘘情報がそれこそ溢れかえっているから、歴史を細かく知っていることが何より重要になってきますよね、閣下。閣下はその点、隙が無かった。お見事でした。


 まだまだこれから、コロナは終息に向かいつつありますが、先払いした各種費用が経済を圧迫し始めるのはこれからです。これはまた世界規模なので、一気に不況が進みます。そこへ、あの大国チャイナの逼迫が食料品の値付けにダイレクトに響くはずです。


 中国の衰弱は一時的でしょうが、この機にアメリカの危機が重なったことは不幸中の幸いかも知れません。中国もそれどころではないでしょうから。ロシアも静観を守るはずです、無謀なバクチを打つ人ではない。まったく幸いです。


 アメリカの危機は、韓国で示された民衆の病と同種のものです。


 Qアノンという現象にお気をつけください。これは日本でも度々起きていたツイフェミ騒動などとまったく同種であります。韓国の反日熱とも同根であります。しかし、アメリカはどうやら対応を間違えました。


 彼らには、激しい論争と論破撃破こそが肝要であります。徹底的に論理と法を説き、彼らの説には根拠も正確性も論理もないことを宣言し、たとえ一時分断を呼ぼうとも、徹底的に彼らの正体を暴き立てることこそが必要でした。韓国の反日暴徒と同じくの、ただの感情論者でしかない、ということを。


 それをアメリカは規制という最悪の方法で封殺しようとした。これは悪手に過ぎます。けれどすぐ暴動に繋がるお国柄、放置は出来なかったのでしょうが。


 BLMは、そういうアメリカの弱点を露見させたのです。自分たちの国を、その自覚をあの国の国民たちはTVなどで知らしめられねばいけないと思います。自分たちが何をしたのかを。自分たちが今や、祖国にとってどういう存在なのかを。国防に無頓着なのは、日本の国民だけではありません。


 ともかく、閣下。長い間、お疲れ様でした。副総裁と後塵の指導、阿部元総理ともどもよろしくお願いいたします。



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