国連の人権委員に対しては「ライダイハン」問題で斬り返せないものか…

 正直、韓国の慰安婦問題よりもライダイハン問題の方がまったく何の進展もない酷い状況だと思うから、それを日本は「先にちゃんと取り組んだ経験から」進言してはどうかとか思う。「取り組んだからこそ、ちゃんと一定の配慮も提案もして、今は本当のところの歴史を掘り返して事実確認、という流れにあるんです、」て言えるし。


 同時に、中国の「ウイグル問題」も取り上げるべきだという意見を反論の際にはセットで必ずくっつけようよ。慰安婦を言うならライダイハンとウイグルは必ず言い返すよ、という態度を徹底する。言われなければ、こっちから言うことでもないから無言でいくべきだけどね、政治判断だとさ。


 日本もそろそろ「あいつもやってる!」を上手く使わなきゃいけないのかねぇ、それは日本の美徳からするとみっともないから嫌だというのが強いけど、しかたないねぇ。世界標準のようだしさぁ。


 日韓合意で解決済み、韓国政府の問題に移っている、という回答だけじゃ足りないんだったら、ついでにライダイハンとウイグルに言及するにちょうどいいと逆に利用しちゃえばいいよね。政治的配慮で本来、口にすべきじゃない他国問題だけど、そういう風に「関連で発言」ならやって当然なんだし。


 必ず「やぶ蛇」になる状況を都度で作り出してやればいい。バカ正直に何でもかんでも真面目に取り組んできた日本なら、唯一、それが可能な状況にあると思い知らせてやれる。

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