コロナの非常食、中国かロシアかビミョーなライン?

 コロナで受けた痛手が、実際のところ全世界でどの程度だったのかは解らないけど、これを埋め合わせる手段って今のところ限られていて、そのうちの一つが「非常食を食っちまうこと」だろうと思ってるんだよね。非常食なので、通常、手をつけないで置いてあるんだけど、いざという時は…て感じ。これ、前世紀の考え方の名残でもあるから、そのうち無くなるかもと思ってはいるけど。百年後くらい?


 だけども、クリミア問題でイギリスが挑発? ロシアさんはかなりこれ困惑だろうなぁ、世界は今、手っ取り早く傷を癒やせる「戦争」っての欲しがってる部分があって、でも理由が弱いから出来ないって感じでさ、で、最初は中国がタゲられてるから安心してたかもなんだよね…


 まさかドサクサに紛れてイギリスがさ、ロシアも喰っちまおうぜ、とか言い出すなんて思ってもみなかっただろう。世界的にはさ、中国もロシアも、とにかく一部の共産国家というのは、「共産の皮を被った独裁」という大義名分がすでにあるから、攻めやすいっていうか、お膳立てが半分出来てるわけで、そこ突かれた感じなのかなぁ、とかと思ってる。上手いなぁ、イギリス。


 中国もロシアもさ、年を経る毎にどんどん強くなってくんだから、喰う機会があれば喰った方が後々になるほど料理すんのに力が必要になる、て判断も手伝ってんのかも知れないよね。


 日本なんかはさ、どこの国にもイイ顔すんのじゃなくて、はっきり自由主義陣営と表明してる国に絞って援助なりするようにさ、これからは選択していかないとダメになってくるよね。自分でやるの面倒なら責任分散でG7の他のメンツに相談してお薦めされた国に援助するとかでもいいんじゃないかとかも思うわ。国内に敵がうじゃうじゃいる状況だしねぇ。近隣国家と仲良く、ではなく、これからは近隣国家を自陣営に引きずり込む為に、国力を使う、に変わって行ければいいよね。


 ロシアさん、びっくりしたんじゃないかなぁ。テーブルに載るのは中国で決まりじゃないの?て感じだったのが、なんでか自分トコに飛び火したんだから。世界からしたら、どっちでもいい、てトコだったんで、これに中国が今度乗っかって何かなすりつけ工作とか開始したら、すごい面白い展開になるなぁとか思ってる。目を逸らすには打って付けの国が表舞台に引きずり出されてきたわけだし。(笑



 今の世界情勢ってさ、「共産」でも「独裁」でも実は構わないことになってて、だって日本だって正直、一党独裁と言えるわけだし、ただそれを覆せないシステムにはなっていないってトコが大事なんだよねぇ、野党がだらしないから独裁状態になってるだけなのは、世界の批判するには当たらないわけでさ。


 だからロシアさんはまさか引っ張り出されると思ってなかっただろうと思うんよ。単に領土問題ってだけなら、こっち陣営も抱えてる国は抱えてるわけだし。それをこのドサクサ紛れにいかに中国と同列の国と世界に認識させるか、ここがイギリスの腕の見せ所って感じだよねー、今。ほんと面白いことになってきたな。(笑


 いちおう、民主主義を掲げているあの国を、どうやって離反国認定する気だろ?

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