あらすじ800字やったんかーい!(2000字で書いた…)

 メフィスト用に、あらすじは「2千文字」書いた。


 大事なことなので二度言おう。「2千文字」書いたんだ。



 「800字」でよかったばい。




 そんならすぐじゃん、と思うだろう。私もそう思った。甘かった。


 今回の作品は、影響受けた作品名には大江健三郎先生の著書を上げつつ、実際には池波正太郎作品のが参考になってたんだったりする。(だって人生で一番影響受けた作品って書いてあったから…)


 大江先生と池波先生だと、書き方ぜんぜん違いますやーーーん。(笑



 思うにさ、明治期の先生方は「テレビがなかった」時代じゃん? だから必然で描写がね、舞台がどんな色彩かを書かねばならなかったけども、テレビ以後はそれが端折れるようになったじゃん?て。


 だから、池波先生の文章は「本所、小石川の療養所では――」なんてサクッと終わらせちゃうじゃん。時代劇全盛期のテレビを背景に、いちいち風景書かんでも伝わるっての解っての書き方だからさ。それでいて、文章のオシャレ具合で描写が欠けた分の読み応えを補ってんのがさ、もし真似するなら文章のオシャレさをどうするか、ての課題だったんよな。(描写を省くだけだと読み応えも相応に減るため、文章を洒脱にして惚れ惚れさせることで補ってある)


 でもまぁ、オシャレ文章は書けないけど、その分、イベントマシマシにして補うってのは、どだ?と思って、今回はその実験作。(どっちみち文章に負担かかるけど)


 なので、元から端折れる余分な文章が少ないとこへ、イベントマシマシでなおかつ今のメフィスト賞は文字数制限あったから、かなりギチギチに詰め込んでると来てるんで、これをあらすじにすんのがかなり大変だったんですよ!


 2千文字でも大変だったのに、これを半分以下の800文字って!?


 もうね、端折りすぎて、ちゃんとあらすじになってんのか不安ってレベル。最後の方なんか「探偵登場。謎を解いて大団円。」で締めたもん。どんなトリック使ってどう解いたか、なーんも書けなかった!(笑



 でさぁ、そうなると本編がちょい心配になってきてさぁ。


 これ、端折りのあらすじで意味不明なレベルなのに、本編大丈夫なのか?て。描写を省けるとこは池波形式でザクッと切り捨てたけど、それが読み心地的には「せわしない」になってないか、ちと心配…


 大丈夫な気がしないんで、もう一回、推敲し直してみるつもりです…

 (いつになったら出せるのやら…)




 とにかくこだわりすぎずに出せ、数撃ちゃ当たる戦法がいいよ、という意見もあるんだけどね。こんだけ多くの人が書いてる時代にそれは通用せんだろ、と思ってる。練習作品ならまだしも、公募で、人にアピールしていく目的で数をどんだけ出したって忘れられたらしまいだ。ゼロだ。それどころか、こっちは実弾数が限られている。


 弾の無駄打ちは避けたいと思ってんだよね。(かと言って溜めすぎもアカンけど)

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