バクシーシ事件、結論。【結論からまず読め的な】

 結局はさ、時代劇なんかが再放送される時に注意書きが為されるでしょ、あれなんだよなぁと思うんよ。「時代性を鑑みて、あえて修正はしておりません」的な注意書きがあるけど、アレ。


 当時はすでにフェミニズム運動が高まっている途中段階の時期で、まだまだ古い価値観の業界だったんだよね、AV界ってのは。そこへ、フェミ精神がすでに浸透してきている「世間」からの同調圧力が掛かったわけだよ。刷新しろ、と。


 フェミの立場は世間の側に立った「新しい世界」の価値観での批判で、これは絶対的に正しい。これがものすごく諸行無常って感じで実は理不尽なのかもだけどね。

【追記(2023/01/31)。数々のオウンゴールを決めてくれて、現在フェミやポリコレの主張は「キャンセルカルチャー」と別名に変わりかけておるよ。おかげさまで。】



 だってさ、根源にまで遡るとさ、哲学的にどうこうなんて言ったところで、哲学ってのは科学と違って「証明不可能」なんだから「正解を担保しない学問」であって、それはとりもなおさず「多数決での決めつけ」と何等変わらないんだもん。これ、哲学者とかは絶対認めないけども。ナンチャラの袋小路とかいって哲学自体が問題として取り上げた時期もあったはずだ。


 妄想によるナンチャラとか言い出したら、そも哲学自体が科学のようには証明不可能という難題にぶち当たらねばならないわけで、そこを都合良くスルーすんな、と。


 とまぁ、言ってみれば世間の空気がフェミに傾倒していく中で、それ以前の価値観の元、合法の範疇として撮られた手法に、刷新された新しい価値観で再批判が為された事件ってことだわ。


 実は、極東裁判と同じ構図が隠れていたってことでもあるよね。後出し裁判。


 日本が有罪とされた数々の罪科は、実は後出しで「復讐的な結論ありきな裁判」だったとパール判事が批判したという、あれとまるで同じなわけです。


 メカニズムがまったく同じなのがね、歴史は繰り返すというべきか。



 司法とか裁判制度というものが、実は「世論」という究極に「お気持ち」で「恣意的」で「論理性の欠如」した「抑圧」を考慮しなければならないという、現代社会の欠陥構造を露わにした事件の、ケースその2、というわけですわ。



 世界に価値観の変革が為された時、それは多く、理性も論理も伴ってはいない、集団ヒステリーによるものである、てトコだろうね。(人間をご大層なモンだと思っている人はショックかも知れんが、サルの延長としか捉えてない人は当然だろとしか思わんよな。つまり、進化論否定と同じ宗教的感情も隠れているんだね。論理というものが、根幹ではすでにその論理性が揺らいでいるという…)



 以上。

 あ、すっきりした。(笑




【ダメ押しでコレも置いておこうかな。(笑 】


【追記(2023/01/31):はい、関連の全ページに貼り付けてくよー。

 このフェミニズムの問題は、要点が現状でははっきりしている。


「フェミが持ち出した基準は、フェミという「いち学派」の創作造語でしかない。」

「ギルティの判定を下す基準を、どういう理屈でフェミが主導していいことになるのか。何を根拠にその権利を得ていると言えるのか。」

「フェミ理論の正当性は一切証明されていない。どこに物事の決定権を持てる余地があるのか。」


 この三つ。


 声の大きい者が、「嘘でも言い続ければ本当になる」を実践しているだけだと言い切れてしまうところが問題の本質を見るに大事な視点。感情以外に補強材料を何も持たないのがフェミニズム理論。理論とは呼べない、ただの主義。それが誰かの権利を制限する法律を制定させようと働きかけていることが一番の問題点。権利と権利の衝突に際し、既存の権利の方が優勢なのをひっくり返そうとして詭弁が用いられているに過ぎない。(不快感情を理由に表現規制を正当化している)


搾取というのは、誰が被害者で、何の苦痛を持ったのか。非実在の存在は文字通り。すなわち苦痛を感じているのは、表現された対象を見る視聴者の中だけにある想像上の表現対象者であり、その苦痛は視聴者が付与したものである。のである。(表現の再構築)

 女性全般だとするなら、その思想は。一つの解釈以外、他を圧殺する弾圧だ。


(面倒になってきたんで、以後決定打を貼り付けて終わらせる。)

 追加分がさらに増えたなぁ…

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