バクシーシ事件とかいうのがあったらしい所感 ④

 ますます本題から外れたわ。えーとね、「女優さんは承知の上で、危険手当も貰った上で、事情を知らずにマジモンのレイプ犯罪エロビデオだと思い込んでる男優にレイプされる」てのを、本物のレイプと認定しうるか否か、という問題らしいね。


 昔はそういう過激なの平気だったね、そう言えば。


 今は、そんなモンを撮ろうもんなら社会的に抹殺されかねないけどね。


 つまりはそういうことだわな。犯罪でないなら本物のレイプではない、それを決めるのは法廷、ということ。犯罪と認定されりゃ自動的に本物レイプ認定ってことで、それ以上でも以下でもない。終わり。


 ただし、法の精神は社会のモラルに多少忖度する。社会が悪の規定を引き上げたならその基準へ、引き下げたならそっちの基準値で判定は為される。つまりは世間の「お気持ち」次第。



 てコトであっさり終わるような話だけどもさ、なんで揉めたんだろうかってトコは興味あるよね。女優さんが認識していた以上に酷い暴力なりがあって、女優さんの「気が変わった」とかでもない限り、時代を鑑みても、これはどこまでいっても「プレイの範疇」で収まってしまうと思うけどなぁ。SMとかだと暴力沙汰も珍しかないよね。どこまでも双方合意の上で、となるし、この合意はレイプに同意するかが基準点じゃん。世間が口だししてこなきゃ、自然と二者の関係性ですんなり決まるだろ。


 女性側と男性側、双方の合意ってコトはだよ、女性が途中で拒絶しても破棄だし、逆に男性が途中で拒絶しても破棄されるわけで、別段偏ってもいない平等さだ。


 だけど、道徳の観念でいえば、見え方はまるで違ってくる。世間全体が「悪」のジャッジを受けてしまう案件に化けるよね。だいたい政治も司法も「社会の運用」を最大の目的に据えているから、関係者だけでは決められない力関係だからさ。



 あー、続き明日。寝るわ~。ノシ

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