「ポルノはヘイトの援用表現手法であり、害悪」という定義の広がり②

 前ページ続き。


 フェミはどんなタイプもだいたい、その理論のベースに「女性は過去の歴史および現在においても、社会的疎外と抑圧に苦しんできた」という文言が置かれている。これはおそらく最新版の現代事情において、常識となりつつある。


 男尊女卑があったという、歴史の教科書に載っている文言が、これに当たる。


 よって、どんな屁理屈を捏ねようが、この一文に関しての反論は、ダダを捏ねていることにしかならない。世界の常識と化しているからだ。


 だから、この対抗策の理論上に「未来の想定されうる被害」なんぞというパーツを持ち込むことはアホウとしか言いようがない。「今」の話をしている相手に、未来の心配をもって否定なんぞしたら、ナメてんのかと怒りを買うに決まっているのだ。


 女性差別やあるいは人種差別を話している相手に、もっとも遠いところにある言論の萎縮だの、政府による言論弾圧の引き金だの言うの、あんまり相手をバカにしていると気付かないのか。


 問題の、ブリタニカ事典の文言だが、論文としてもスマートに書かれていると思うのだがどうだろう? それだけ議論が重ねられ、理屈を越えてすでに論理の段階に入っているからだろうと思うわけだ。


 これに対して表現の自由を守ろうという派閥はどうか?


 正直、論理の体を為していないような気がしないか…orz


 相手の論の揚げ足取りばかり、些末な例外を突くばかりで、ほとんどカタチの出来たカウンターの理論は出てきていないと思うんだ。反論する余地がないのではないか、という危惧まで感じてしまうよ、個人的には。


 なんか、「表現の自由」というモノを、金科玉条みたいに思ってないか?

 幻だよ? それ。


 相手の理論の小さな穴をつついて広げ、それを反論したとか思い込んでないか? 


 自分らはキチンと「正式な論理形式の反論」をしたのか?


 ダメ出しだけして、自分は意見を述べないのと一緒だろ、それ。


 そういう態度が、世間的には「結局、反論出来ないんだな」と見抜かれるんだよ。



 電鋸さんがマトメ作って、「笑ったヤツがいた」ことを非常に重く受け止めているのも同じ理屈だよ。笑うってのは、表現の自由ってのは金科玉条にして絶対だと盲信してるって表明しているようなものだからだ。そんな洗脳者が居る場で絶望感覚えないわけないだろ。聞く気がないと言ってるも同然だぞ、洗脳者なんだから。(ま、相手も洗脳者に近しいわけで、これが失笑を買うことにもなるが、洗脳者は自己の洗脳については自覚がないから)→https://togetter.com/li/1445395#c7188512






【追記(2023/01/31):はい、関連の全ページに貼り付けてくよー。

 このフェミニズムの問題は、要点が現状でははっきりしている。


「フェミが持ち出した基準は、フェミという「いち学派」の創作造語でしかない。」

「ギルティの判定を下す基準を、どういう理屈でフェミが主導していいことになるのか。何を根拠にその権利を得ていると言えるのか。」

「フェミ理論の正当性は一切証明されていない。どこに物事の決定権を持てる余地があるのか。」


 この三つ。


 声の大きい者が、「嘘でも言い続ければ本当になる」を実践しているだけだと言い切れてしまうところが問題の本質を見るに大事な視点。感情以外に補強材料を何も持たないのがフェミニズム理論。理論とは呼べない、ただの主義。


(面倒になってきたんで、以後決定打を貼り付けて終わらせる。)



 フェミがやってるのはロビー活動による、多数決への持ち込みを狙っている。それを潰す必要がある。ただの主義を理論と偽っているからだ。

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