”○○は言った。”を使わないで小説を書く
これ、「佐藤は言った。」とかの後で台詞をくっつけてさ、だれが言ったかを明確にするわけだけど、あんまり頻出するとウザいんだよねぇ。確かにね。
一作品に一個、とかにしたいのが理想だけど、そうもいかなくってなー。(笑
断りを入れずに、その台詞が誰の台詞かを解らせるって色んな方法があって、選り好み出来るほどボキャブラリー豊富じゃないから、何でも使うわけですけども、どれもこれも、同じことが言えるわけじゃないすか。
頻出すると、ウザいんだよ! てのが。(笑
語尾を変えるとかもな、ちょい役の語尾が特殊ってのだったら偶にしか台詞言わなくて目立たないけど、メインキャラの語尾が特殊だったら、こんなウザいキャラいねーし。ウザいといえば、タレントのくろちゃんとかさ、「~しん?」とか、ウザさを逆に売りにしてたりするけど、そういう効果があるっての、ちゃんと理解して使ってるわけじゃないですか。
○○は言った。
この、「言った。」てのが、強いんだよねぇ。その強さを理解して使う分にはぜんぜん構わないと思うんだけど、無頓着に使い倒してるとウザがられちゃう、というね。
けど、使わなきゃいいんだろ、て言って削れば済むって話でもなくってさ。
台詞だけだと誰が言ったもんか解んないって、割とあんだよな。(笑
これ、台詞全部読んだ後で解ったって、解ったうちにはいんないのな。
台詞を読者が読む際に、誰の台詞かを解った上で読めないと、それが引っかかりになっちゃったり、読み返しになっちゃったりして、そういうことをさせる作品ってのは「読みにくい作品」になっちゃうんだよね。
読者がページを戻るって、作者にしたら敗北だから。
(とか言ってるけど、ほんの2~3年前までは無頓着でしたっ!)
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