初めて知った事実……あの巨匠が、「飽き性」

 漫画の神さま、手塚治虫神が、実はかなりの飽き性で、連載打ち切りとなるとファンの間では「また描く気が失せたらしい…」とか言われていたって話。


 同時連載数がとんでもない数だし、超人気作家だし、で解らん話じゃない。


 だけど、まさかあの「どろろ」が連載打ち切りの作品で、その真相は一説によれば、というかファンの大勢では「飽きた説」が有力って…


 いや、時代を見て、おそらくは見切りをつけた作品だろうなぁと、そっちを思ったけど。出すのが早すぎたという、後悔というか、悔しい思いは持ってらっしゃっただろうなぁとか……。


 あんがい、そういう感じで打ち切ったのがほとんどじゃないかしらん。編集からあれこれ言われるのは当然の媒体だし、読者に寄せてかにゃいかん読者ファーストって、そういう弊害あるもんね。




 世間が未だ地動説支配の時には、読者ファーストは天動説を書けないのだ。

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