ビジネスの基本は4つ!
どんなジャンルのどんな商売でも同じなんだけども、4つの柱があって、それを守るのが基本になる。
○品数を揃える
○接客
○宣伝
○質の向上
私が一時期よく書きたてていた「マーケティング」は最後の、質の向上のごく一部に過ぎないんだよね。こんなもんは軌道に乗せてから言うことだったりする。(笑
まず、ボーダーラインを超える商品を、出来る限り数を揃えるのが先。質の向上ってのとは別で、陳列するモノが商品になる品質であるってのは当たり前のことなのね。ここはまた、相対的な価値観でのラインになってて、上下する。
商品として通用するレベルの品を数揃える、が最初。
次に、接客。これは宣伝とは違うもので、クレーム処理とか、キンドル作家さんなんかだとツイッターとかでフォロワーとわちゃわちゃ戯れていらっさるでしょ。アレですだよ。宣伝は違うの。
この接客を抜きにして宣伝ばっか流すから、DM扱いされたり、下手すると鬱陶しい宣伝ツイートばっか流すなと文句言われたりするわけっす。接客のが大事。
んで、宣伝は宣伝っすよ。宣伝で新規さんを呼んで、また接客ね。
ラストで質の向上。これは品質をどんどん上げていかないと、競争力低下になって生き残れない、て話です。たぶん、どんな職業でも同じサイクルと思うー。
で、キンドル作家さんとか、カクヨムとかのWeb作家さんは、個人でこの4つの柱をぜんぶこなさなきゃいけないって事ですよ。企業だと接客と宣伝は分担してくれるけどね。品数の面でも他作家と抱き合わせという手法で数を揃えてるわけです。
だから、企業に入ってる作家さんはただ質の向上だけ力を注げばいいって事になって、生き残りやすいわけですよ。その分、個人事業主より狭い門だし、質の向上が思うようにいかなきゃ切られるけど。
そんなカンジですかね。
んで、勘違いがもう一つ。
例えば、作品のタイトルを工夫してどうにか手に取ってもらう、とかの努力の前に、その売り場に客が来てくれる必要があるわけです。売り場も他店との競合になります。品揃えがまず第一ですんで、売り場の統一が図られますね。客の絞り込みをした方が分散させるよりも品数が増える=競争力が上がる、なわけです。
品揃えっても、関連商品なら並べて売れますが、無関係の商品は置くだけコスト悪いですから。たとえば、一般文芸を読む読者はついでで文学の話題作も読んでくれる可能性高いから、あるいは逆のケースとかで。一般と文学は同じ売り場でOKです。ライト文芸も読者がついでで買ってくれる人が多いんでしょうか、同じ売り場OKっぽいですね。
ところがなろう系とかは特殊に進化しすぎた感があるのか、大量に品揃えしてる一般・文学と同じ売り場では掃けないという現象が出てきてるとしたら、現場の対応は素早いでしょう。
それはネットの掲示板だの読んでても出てこないデータのはずでして、本読みはカキコしてない人のが多いだろうと思うし、最近のツールのツイッターやラインってのはオープンではないので、Webの動向では図れないだろうと思います。
これがラノベ限定だのアニメ限定だののデータなら、ど真ん中の層がWebで活発に発言してるから信用できそうなんですけどねぇ。
今覗いてきた纏めサイトで、プロのラノベ作家さんがそろそろなろう系も下火とかの発言をしていて、こういうポロッと出たその筋の情報くらいしか信用できないのがねぇ。次はスマフォゲームのブームが過ぎ去るのを待ちたいところです。インスタの登場でかなり冷えてきただろうと予測中。(笑
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