若い子の一言「文字読むのダリーし。」

 グラブルの新規イベントを見せてもらった。紙芝居的に絵があって、台詞が流れて、だけど『面白ければなんでもいい』の本音通りで、まったくそういう些細な事柄は気にならなかった。気付けば世界に引き込まれ、楽しんでいた。


 いやー、「面白ければなんでもいい」を突き詰めていけばああなるよね、て。


 自分で想像するより絵があったほうがいい、で漫画にいき、台詞も読み上げてくれたらもっと楽、でソシャゲにいくわけか。楽しければなんでもいい、だな、まさしく。


 もうね、狙うべきボリューム層ではないのかも知れない。「楽しければ」層。


 若者だって楽しければの価値観だけでモノ選ぶわけじゃないんで、それ以外の価値で攻めなきゃ小説は生き残れないなとは思ってたんだ。どうするべきかね。


 ハリウッドなんかはボリューム戦略じゃん? 近年の映画のあらゆる要素の詰め込み具合ったら半端ないもんな。ソシャゲに出来るもんならやってみろや、みたいな意気込みすら感じるほどだ。あれくらいやらんと、もうソシャゲに勝てないんだろうかね。付加価値の競争なのかなぁ。

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