カクヨムは二大勢力で分散中

 いやぁ、面白いなぁ。


 ゴリゴリのラノベ勢力と文芸寄りのライト文芸勢の二派が凌ぎを削っている。これは社会学的にはほれ、なんてーの? なんとかいう現象の真っ只中ってことになるはずなんだよねぇ、専門じゃないから忘れたけど。


 新旧の入れ替わり時期で、新旧が酷く入り混じってる最新の場所で起きるレアケースだ。古いのが最後の足掻きで踏ん張り、新しいのがにじり寄っている。

 もう少ししたら、新勢力が怒涛の勢いになってあちこちで塗り替えを始めるんだよね。確か。

 物事は振り子のように揺り戻しがくるわけで、現在、ラノベにおける文体の流行は文芸寄りだから、それがさらに顕著になってくる。

 ちょっと頭良さげな、文学っぽい文章が好まれている。っぽい、というのがミソで、文学が好まれているわけじゃない。漫画でいうなら、幼稚な絵柄の可愛い漫画ではなく、ハードな絵柄でハードっぽい話をしてる漫画が流行りになってきた、という意味だ。昔の風味を取り入れた漫画という意味で、昔のもの自体、例えば劇画だとかが流行ってくるんじゃないってトコを読み間違うと、バリバリの昔のモノとかが好きな人や書き手はガッカリする事になる。

 ストレイドッグとか、絵柄とあらすじ的な内容しか知らんけど、ああいうのが流行りだから従来の、本当に軽いだけの文体じゃダメになったんだろう。


 文芸文体の時代が到来すればいいんだけどな~。(笑


 レビューシステムは、なかなかいいと思ってたんだけど、ちょっと見落としていた人間性のアレのせいで機能しないかも知れないなと考えを改めている。

 たいがい二派に分かれるんだよねぇ、何でも。


 レビューでいうなら、本当にカクヨムを盛り上げようとして自己犠牲で頑張る人と、ポーズだけ参加してる人とだ。

 この、ポーズだけ、やってるフリだけしてる人ってのが厄介で、こういう人々は少しだけズルイんだよなぁ。なんせ貢献する気はないもんだから、本当に良い作品は上げてこないんだ。誤魔化しに、二流の作品にポイントを付け、レビューを付ける。

 どこだったか、アマゾンか? レビュー自体にも評価を付けるシステムがあるけど、これは懲罰的意味があるんだよねぇ。無責任な事をする者はこれで燻り出されるシステムになっていて、レビュアーが信用出来るかを利用者は知る事が出来る。

 なぜそういうシステムが必要かを考えれば、ポーズだけは皆さんの力になりたいですとか言いつつ、そんな気持ちはさらさらない奴がそれだけ多いからだもんな。


 人間を、そんなに良い生き物だなどと思うと、すべての計算が狂う。

 人間は少しズルくて、少し意地悪で、少し利己的で、少し馬鹿だ。

 その定義であれこれを計算すると、割と現実に近い答えが出るよ。

 ……なんだかなぁ。


 影であれこれ言われ、自分の時間を削って他人の為に他人の宣伝をしてあげている人が居る。よかれ、の気持ちだけだし、ポーズの奴等とは違って本当に良い物を紹介しようとしてくれている。

 こういう人を応援出来ればいいのにねぇ。


 時間が空いたらレビュアーの紹介リンクでも書いてみようかなぁ。

 誰かやってくれないかなぁ。(チラチラ)

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