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もしかして、ラノベと一般文芸の違いが」への応援コメント


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    こんにちは、ぽちです。

    ラノベと一般文芸の違い、私も分からなかったので色々と調べてみました。
    のですが、明確な線引きはされていないのですね…。
    その中の一つに、登場人物が[ライトノベル]→二次元、[一般小説]→三次元で想像できるもの、という意見があり、なるほどーと思いました。

    が、私が好きな小説として十二国記という小説があります。
    アニメにもなったし挿絵もあるので、こちらの登場人物は二次元なのですが、この小説がライトノベルか一般小説どちらかという事で論争も起こった事があるようです。
    私はこの小説を中学生の時に初めて読んだのですが、全然ライトだとは思いませんでした。笑
    国を支える構造などが、中学生の私には難しかったんですよね。

    なので、私個人としての見解は、
    [ライトノベル]→文章表現が直接的で、平面な物(例. 林檎は丸くて赤い、キャラのカテゴリーとか属性分け、情景描写に擬音を多用)
    [一般小説]→文章に比喩表現を入れたりして遠回しな言い方をする、立体的な物(彼女の手はまるで絹のように滑らかで〜、頭で想像して初めて形が見えてくる)
    こんなイメージです。

    柿木まめ太さんの意見も、ぜひ聞いてみたいです。

    作者からの返信

    一番簡単な見分け方としては、世界観がきちんと法則性を持っているかどうか、でしょうか。
    大人の鑑賞に耐える作りというのは、どれだけご都合性が廃されているかといってもよくて、その世界観や人物の行動を、どれだけ学術的に分析することが出来るかによる、という理解をしていますね、私は。
    文学批評などの本にある、評論家による文章構造などの解説書などを読んだことがあると思います、教科書などでも一度は目にしたでしょう。アレが出来るかどうか、です。批評書が非常に深い部分にまで言及されるほど、文芸どころか文学に近づいていると言えるだろうと思います。一つのモノサシですね。
    これが私流のいちばん簡単な見分け方になります。(笑

    なので、ラノベと文芸の境界線というようなものはなくて、ラノベと銘打たれていても実際は文芸どころか文学といってよい作品もあるし、その逆もあると思っています。

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