もしかして、ラノベと一般文芸の違いが

 解からないのかも知れない。

 なんて事を考えてしまう出来事があった。


 小説家になろうが様変わりしたというから、半月振りくらいで覗きに行った。


 おお、(文芸)というのを分けてあるんだと感心したのも束の間。どれどれと思ってちょっくら覗いてみたら、大半が一般エンタメではなく、バリッバリのライトノベルだった。


 意味ねーんだよなぁ、どうせそんな事だろうとは思ってた☆


 読者層がすでに異世界ラノベ好きの、完全なラノベ読みで占められている場所なのに、体裁だけ(文芸)とか付けたって、カテエラ作品で溢れかえるだけじゃねーか。なろうの読者が上司とかに、ラノベを一般文芸と勘違いして喋って冷たい眼で観られるだけのことだよ。


 けど、ええ、とも思った。


 もしかしてキミタチ、ラノベと一般文芸の違い、解からんの?(笑


 定義とかを詳細には定められないからねぇ、両方。だけど、違うくらいは解かるだろ? 嘘でしょ? そんなランキング状況でした。


 読者層がラノベ読み大半なら、そのサイトはどう頑張ったってラノベなんだよ。



「珈琲店タレーランの事件簿」「オーバーロード」はどっちもギリギリでラノベだと思う。大人の観賞に耐えるラノベ。文体が、設定がラノベ。そう言ってもたぶん、解からないんだろうな。

 解からない以上は、一般エンタメは書けないと思うんだけど違うだろうか。


 ヒントは読者層の違い。


 ヒナプロさんは何がしたかったんだろうかと首を捻ってしまう。ラノベ読者御用達の場所と世間に認知されてしまってるから、その印象を拭って、新規の読者層を開拓したくても、ラノベだと思ってんだから読者は来ないだろうに。

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