投稿仲間の存在
悪意ある暴言について書きましたが、そういうケースはごく稀で、大半のコメントは応援の言葉です。
ブログの反応はここ数年で増えましたが、中には旅行ブログの時代から応援してくださっている常連さんもいて、もう本当にありがたいとしか言えません。感想は非常に励みになりますし、長いものから短いものまで、すべて熱心に熟読しています。
小説投稿についてメールで意見交換しているうちに、いつの間にか並々ならぬ絆が生まれ、中には人生相談にまで発展したケースもありました。さすがにしょっちゅうではなく、年に数度あるかないかの出来事ですが、そういう場合は全力で答えるようにしています。
実際にあった例は、留学の相談でした。
相手は小説投稿をしている大学生で、留学を悩んでいるという内容です。以前自分は中国に留学しており、その件をブログにちょくちょく書いていたので、それで相談してくれたのでしょう。結論としては、是非した方がいいと答えました。第二章に書いた通り、海外にいると小説投稿をするのは大変ですが、そこで得た経験は一生の財産になると思っています。そもそも素敵な小説を生み出すためには、人間として成長するのも大事ですからね。
結果的にその投稿者さんは留学し、フランスへ旅立って行かれました。今どうしているかはわかりませんが、彼女の決意に対して少しでも背中を押せたなら、こちらとしても誇らしい気持ちです。ちなみにその方ですが、私が落ちてしまった賞で通過していて、投稿成績は向こうの方が上だったという……。先輩の威厳もあったものではないですが、にも関わらず、相談相手に選んで頂けて非常に光栄です。
フォロワーさんと実際に会った経験もありますが、初めて対面したのが嘘のように話が弾んで、非常に充実した時間を過ごすことができました。
それ以外にも、リアルに電話したり、徹夜でチャットしたり、年賀状を送り合ったり、交流の例を挙げればキリがありません。人見知りの自分にとって、これはもの凄い経験です。特に付き合いの深い投稿者さんには、住所入りの名刺を渡しているので、プレゼントを頂戴した経験もありました(ここで名刺が役に立った!)。
小説家デビューはまだ遠い夢ですが、こうして手に入れた投稿仲間は、一生の財産だと真剣に考えています。たまに遭遇する悪意あるコメントを差し引いても、プラス・マイナスで表現すると、本当にプラス100くらいではないでしょうか。こんな貴重な経験ができたのも、投稿ブログをしていたからこそ。これから先も、力のある限り続けていくので、どうぞよろしくお願い致します。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます