最近の創作活動 1

第34話 創作の悩み

 皆さま、いつも ありがとうございます。


 今回は、すこし重たい話です。


 幼いころから創作の真似事で遊び、中学生頃から真剣に物語を書きはじめた私は、ブログを始めるまで、自分だけが著者であり読者でありました。


 これまで私は、自分が読みたいものを書くだけで過ごしてきました。


 しかし、ブログで作品を発表しはじめ、カクヨムのことを知って登録をしてから、これまでとは少し違うことを考え始めました。


 それは面白いかどうかということ。


 読みたいと思っていただけるかどうかということ。


 以前から、面白いものを書きたいとは思っていました。けれど、自分だけが読んでいる状況で感想や批評などは望めず、ただ、書きたいという想いのみに突き動かされていました。


 カクヨムで☆やレビューをいただき、また近況コメントに批評や助言をいただき、その想いが変わってきています。


 ──私本人だけでなく、読み手さまにも楽しんでほしい……!


 どう書けば、どう表現すれば、それが叶うのか。


 材料は悪くないと思うのです。


 料理で言うならば、私の材料の扱い方、味付け、加熱具合にかかっています。


 なにを露わにし、なにを隠すか。


 なにを伏線とするか。


 誰を生かし、誰を死なせるか。


 ときには物語の中では、書き手ですら予想もしなかったことが起こります。


 何故なら、登場人物たちは、それぞれ書き手の中から飛びだしてきた、生きている存在だから。


 それが果たして読み手さまに受け入れられるのか。


 創作に悩みは尽きません。

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