呪われし声の姫 ~天空城風雲伝奇~ 創作裏話
第17話 その物語は『ボリス王子』から始まった
皆さま、いつも ありがとうございます。
6月10日から新連載として上げさせていただいております、『呪われし声の姫 ~天空城風雲伝奇~』も、おかげさまで13日現在3名の方々にフォローをいただいております。誠にありがとうございます。
また、プロローグのみでPVが伸びず、悲嘆に暮れて愚痴っていたわたくしめに救いの手を差し伸べてくださり、真摯で的確なご指摘をくださった3名の先生方には、この場を借りて厚くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
行間の工夫。
読者さまへのサービス精神。
文章による視点誘導の創意工夫。
とても大切で、私に足りないものばかりです。
うわあ、とんでもない。
もっともっと切磋琢磨しなければ。
ご教授くださった先生方に、深く感謝しております。
さて、今回からは、創作裏話をすこし。
『呪われし声の姫 ~天空城風雲伝奇~』についてです。
まず、この物語は、ある私の大好きなゲームから生まれました。
──パクリかよ!
ごめんなさい、でも私色に染めてありますうっ。
それは、ほのぼのしたキャラクターデザインの美しいヴィジュアルグラフィックと、なかなかにシリアスなストーリーのロールプレイングゲームでした。
シリーズとしては二作目。外伝的なストーリーの作品です。
キャラクターの中に、『ボリス王子』という人物がいました。
彼は天空城の城主で、城を魔物に乗っ取られ、守るべき世界を奪われたショックからか記憶を失い、気がついたら地上にいたという人物です。
はい、人物設定の大半をパクってますな。
いやぁ。見逃して。
お願い、お許しを。
だってだって、格好いいんですもの。
素敵な方だったんですもの。
また、声がいいんです。
魔法の呪文を叫ぶ声。
必殺技を繰り出す声。
「まかせてくれ」
なんて言われた日には……。
いやあん♡ お任せしますぅ!
……………………………………………………………………。
申し訳もないことでございます。
痛々しいのは解っているのです。
しかし、私は骨の髄まで蕩けていました。
また、彼はほかのキャラクターに比べて断トツ強いのですな。
憶える魔法の数も多く、回復と補助こそ使えないものの、攻撃魔法では右に出るのが主人公くらいしかなく、打撃系としても有能。
そんな彼を、何故、自分の描く物語の主人公としたくなったのか。
それは、わたくしのオバさん気質によるものです。
そう、それは……。
──彼に恋人をつくってあげたい……!
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