今年の夏祭り
今年ってのは、2016年なのだが、保育園で夏祭りがあった。
この時、息子は5歳。同じクラスの他の園児は4歳と5歳が混ざっているくらい。
正直、4才児クラスになると、ほとんどおしゃべりができない息子と他の子供との間の差が目立ってきているのは事実であるが、コミュニケーションについては、周囲の子供たちや先生の配慮があってか、わりとうまくやっているようではあった。
弟ポジションではあっただろうが。
去年の夏祭りは、甚平を着ていった。同じクラスの子は、普段着と甚平や浴衣が半々だったと思う。
今年も甚平を着せようとしたのだが、なぜか息子は嫌がって普段着で夏祭りに行った。
そうしたら、クラスの友達はみんな甚平か浴衣で、普段着なのは息子くらいだった。
どうやら、それが本人は恥ずかしかったのか、嫌だったのか。
最後にみんなで輪になって盆踊り(とか色々な踊り)をしたのだが、どうしてもクラスの輪のなかに入っていこうとしなかった。
だけど、少し離れたところで、僕等両親の前では楽しそうに踊ってみせてくれた。しかも、上手に。
みんなのところに行ってきなと言ったのだが、嫌だったらしい。
それが、自分だけ服が違うからなのかどうなのかは分からなかったけれど、本人なりに繊細な気持ちがあるのだろうな、とは思った。
難しいところだと思いつつ、こういう複雑さが出てくるのも感情の発達なのだろうと思いつつ。
でもなんかみんなと違うと嫌ってのは、僕自身も経験があるので、こういうのは別になんとも思わない。
大人になってみるとそういうのは別にいいじゃん、というか、最初からみんなと違う恰好をして攻めておけば恥ずかしくないという戦術が使えるので、どうとでもなるしね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます