第236話 刻みつけたい言葉




 地獄のような12月を、なんとか乗り切って一息ついている。

 思い返せば、今月も忘年会やパーティやその他色んな楽しいことがあったはずなのに、それらをかすませるほどに凄まじい日々だった。寝ることだけが楽しみだった。

 しかし、越えてしまったらからには、もう終わったこと。

 終わる年をああだこうだと振り返るより、前だけを向いてやがて来る新しい年のことを考えたい。


 来年も創作を頑張るつもりではいるが、自分への牽制も込めて藤子・F・不二雄先生の名言を心に刻む。


「たとえ、のんだくれて鼻歌交じりにかいた絵でも、傑作は傑作。どんなに心血注いでかいても、駄作は駄作」


 悔しいけど、悲しいけど、全くもってその通り。

 創作にかける時間と努力が多ければ多い程報われるというなら、誰も苦労はしない。

 変に気負わず、思い詰めず、たまに努力と作品の出来が比例することがあるかもね? くらいの考えでやっていきたい。

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