第4話 小説における3点リーダが、3点じゃないとブラウザバックしてしまう
タイトルの通りである。
紙の本や雑誌は作者、編集者、校閲と何人もの手とチェックが入るのでまずありえないのだが(なので安心して読める)、WEB小説は心情や余韻、または省略を表す3点リーダが全角で「・・」「・・・・」「・・・・・」と2点だったり、4点だったり、5点だったりするものが多い。
エッセイや、コメント、レスは何点だろうと気にしないが、仮にも「小説」と名がつくものがこのような表記だと、話の内容には全く関係なく、気づいた時点でブラウザバックしてしまう。つまり、読むのを放棄してしまう。
自分でも狭量だとは思うが、5点リーダの後で、次は突然8点リーダだったりすると、気になって話に集中できなくなるのだ。だから、読むことを諦める。
これは当方にとって残念なことである。作者からしても遺憾だろう。
また、3点リーダとその倍数であっても「・・・・・・」と全角なのは、やはり見栄えが悪い。半角で「……」がしっくりくる。
ちなみに、2点リーダも存在するが、現在の日本語の文章には殆ど使われていないのが現状のようだ。
プロ・アマを問わず、多くの物書きが「・」を「……」に変換できるように設定していると思う。私もそうである。
書く方も格段に楽になるので、全角で一点一点打っている方はぜひ設定してみて欲しい。
「…」と3点を倍数にしない表記はよくある。
(例)「あの人に会いたい…。どうしても」
新聞や雑誌、それから字数制限のあるゲームのシナリオなどは「…」をよく見かける。
携帯やスマホのゲームの場合、一回のスクロールで14文字×3行まで等、あらかじめ書式が指定されるので一文字でも多く入れるため、「……」を「…」に省略するのである。
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