2024年

1月

著作権フリーの分水嶺、あるいは数の力(2024年1月1日の日記かもしれない)

 なんか粉塵爆発がトレンドになってて思ったのだが、ずーっと考えていることがある。


 まあだからそのー、たとえば「タイムマシン」はもう著作権フリーっていうか、自由に使っていいですよね。究極ウェルズの『タイムマシン(80万年後の社会)』読んでなくてもいいまである。四次元めの軸は時間軸であるというのはもう常識だし、「異世界」に行って「チート能力」(当該時代の現生人類より高い身体能力)で女の子を助けてモテるのも、なんも『タイムマシン』読まんでも何度か知ってるでしょう。ということで、この設定部分についてはもう自由に使って良いことになっている。これは粉塵爆発についても同様である。


 で、「なんやかんやあって遠出した二人が終電を逃してしまい、タクシーで帰るのは高額すぎて無理だが、なんとか2名1室のホテルを取る」も、これもう著作権フリーになったということでよろしいですね!?

 俺の中では『H2』オリジナル展開だと思っていたので、『僕たちは勉強ができない』で類似展開があった時に、これってフリーでいいのか!? と思ったが、その後『アオのハコ』でも似たような事態が発生した(https://kakuyomu.jp/works/1177354054881038781/episodes/16816927862247256939 )のに至って、「これはフリー」なのであろうと結論した。だからこの分水嶺というのは、「三人目が出てくるかどうか」なのかもしれないね。二人目だとまだ「パクり」と言われるかもしれない。しかし三人目が出てくればパブリック・ドメインとなる。


 まあだから「修行の結果剣で岩を斬る」とかね。で、俺の知る限り、『封印再度』の"箱の開け方"については、『薬屋のひとりごと』が「2例目」なんですよね。これがパブリックになるかどうか!! でもこないだ、なんかのコミカライズで、「どうやって金貨を誰にも気づかれずに輸出しているか?」という謎にも、ちょっと違うけど似たような話があったので、まあこれももうパブリックでいいのかな。


 それで言うと、パチスロのゲーム性っていうのも、誰かが最初に思いつくのであろうが、それが「売れる」と、みんなパクるんですよね。それこそ「ゲーム数解除」の概念とかね。または、逆向きに考えると、「博多天神1回目問題」みたいになってくるかもしれない(https://kakuyomu.jp/works/1177354054881038781/episodes/16817139557638034641)ですね。1回目はいい。2回目までもまあ微笑める。3回目以降は「もうええわ」となる。人間のsubitizing能力って4くらいまでしかないみたいな説もあるし、幼児なんか1こ、2こ、たくさん! って世界観で生きている。3人目。3回目。そこなのかなという結論に達しました。


 (追記) この議論は、実は昔のプロフィールに書いてた(なんで?)ことの焼き直しなのだが、そういやその後、『薬屋のひとりごと』で、『鴉』の「脱出方法」も出てきた(これは流石に変形していたが)。これはまだ2例しか確認してないと思うが、2例あった以上は数学的機能法により、次が出たら3例目になるということで、以降はパブリックである。と言って使える場面はあんまないと思うが。


(追記2) https://x.com/videobird/status/1751646200682647784?s=46&t=4W8khwZ4V0VQyxs_scGDpg

とり・みきによるとSFの古典的主張とのこと。じゃあ俺もそれで知ってんのかな。


2024年01月02日 10時04分の測定結果

体重:102.40kg 体脂肪率:33.30% 筋肉量:64.85kg 体内年齢:50歳


 ちなみにその結論に達したのは、1月17日現在なわけですが。じゃあもうそこまでスキップせえよと思うが、いや今年はねえ。皆さんも、世間もそうだと思うが、俺にも結構色々あったのよ。正月は何もなかったけどね。地震はびっくりしました。小樽の方まで津波警報でてたもんね。俺の実家は札幌の中ではもっとも小樽よりで、走れば海岸まで1時間以内にいけるくらいのとこにあるので、ちょっと心配した。が、特段できることもないので、だらだら餅とか食ってたら、体重は元に戻ってしまったということでした。悲しい。2024年もよろしくお願いします。それではまた。



 

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