第28話 空想本屋

昼休みに本を読み、風呂で本を読み、寝る前に本を読み……最近、本を読む時間が多いです。だって書くんなら読まなきゃですよね。お手本が手近にあるんですから。


本を買うために本を書いている。

きっと「同じく!」と手を挙げる方は結構いるんじゃないでしょうか?


そして、いっそのこと本屋になりたい、と思う方も多いはず。時々、夢に描きませんか?


近頃、描いた本屋はこうです。

ある作家を取り上げてその人の本だけ、1、2週間置く。お客さんに興味を持ってもらえるよう、期間の始めにレビューを語る。または読書会をやる。

こうして新しい作家の出会いを創る。「いやいやこの人を紹介してくれ」というお客さんのリクエストを叶えたっていい。


どうでしょう?面白そうではありませんか。上手く経営できるかは腕の見せどころですね。


「やりたいことを想像するのは自由」。陶芸家の先輩のお言葉です。

たくさん想像したなかで、これこそ!と思ったものを実現すればいいんですよね。

と、それが難しいのは分かっているつもりです。でも難しいからってやらずにはいられない。

空想だけじゃ満足できませんから。

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