第18話 二兎追いや
田んぼの湖が広がる今日この頃です。もう時期、早苗がそよぐでしょう。今のうちに逆さに映る山を堪能しておかなくちゃ、と水面を見つめます。明鏡止水はこのことです。
新しく始めた書物Bがノッてきました。しかし、どうも心配が募る。途中の物語Aはどうなってしまうのと、自身に問いただしてしまうのです。
そうだ、やるのはあくまでも同時並行。AもBも進めること。やるべきとやりたいをどっちもやらないと不安になる。
ただし、締切りはあとから始めたBが近い。だからBを書いていていいんだ。と、なんとか自分を納得させる。
でもAの締切りがその1ヶ月後にある。だからまるきりほっといて言い訳じゃない。
ここが難しい。
二兎追うものはなんとやらですが、二兎追わないとやってらんないから仕方なし。
一兎追ってゼロと、二兎追ってゼロでは、二兎追ったほうが実力がつく。
二兎追って一兎捕れりゃこっちのもんだ。
なんて考えは、諺通りの欲張り者でしょうか?
景色は止水、心は動き回る、5月も末になりました。
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