第43話 『魔王。大魔王そっちのけで本分を全うする』


 死に掛けの状態から脱したといってもオリヴィアの熱は38℃以上あったし、まだまともに身体を起こせる体調ではない。


 それでも、そんな苦しげな状態であってもオリヴィアは俺に甘える事には全力だった。


「あなた様。お腹が空きました」


「…食欲が戻ったのは良いが、今はおかゆくらいしか食べちゃ駄目だぞ」


「あ~ん♡」


「……」


 どちらかというと『食欲が戻った』というよりは『食べさせて欲しかった』という欲求の為に言ってみただけっぽい。


 用意したおかゆは半分も食べられなかった。






「あなた様。寝汗で身体がベタベタして気持ち悪いです」


「はいはい。身体を拭いて着替えさせてやるから」


 部屋の温度を魔法で上げてオリヴィアの身体を冷やさないように注意しながら服を脱がせて濡れタオルで丁寧に身体を拭いてやる。


 その途中…。


「~♡」


 胸を――おっぱいを拭いている最中にオリヴィアの手が俺の手を押さえつけてきた。


「こういうのは治ってからにしろ」


「…治ったら…いっぱいしてくれますか?」


「ああ」


「それなら…今はおっぱいを揉んでいただくだけで我慢しておきます♡」


「……」


「あんっ♡」


 とりあえず柔らかくて大きなおっぱいは揉み心地最高だったと言っておこう。






「あなた様。喉が渇きました」


「ああ。今水を持ってくるから待っていろ」


 飲みやすいようにとレモン水を混ぜた水をコップに入れて持っていくと――何故かニコニコしているだけでオリヴィアはコップを受け取ろうとしなかった。


「オリヴィア?」


「~♡」


 コップを受け取らない――どころかベッドから起き上がろうともしない。


 その様子で、まぁ大体分かった。


「お前って…よくこういう我侭を思いつくな」


「いつでもこんな事ばかり考えていますから♡」


「はいはい」


 仕方なく俺はコップを傾けて中の水を口に含んで…。


「んっ…♡」


 口移しでオリヴィアに飲ませてやった。


「んっ♡ちゅっ♡ちゅぅ~♡」


 直ぐには俺の口から全て水を受け取らず、少しずつ時間を掛けてじっくりとキスを楽しむように水を嚥下していった。


「ハァハァ…♡」


 なんか息も上がっているし熱上がったんじゃないか?


「あなた様ぁ♡もっと…飲ませてくださいな♡」


「……」


 途轍もなく嬉しそうだし病人の我侭は聞いてやるか。


 その後、コップ1杯の水を30分以上掛けて飲ませてやる事になった。




 ★




「甘やかし過ぎではありませんか?」


「病人の特権です♪」


 ソフィアの苦情に余裕綽々で答えるオリヴィア。


 まぁ実際の話、オリヴィアが病人だからこそソフィアが強く出られないという一面はあるし。


「自業自得なのに何故得をしているのですか」


「…16年以上も会えない時間があったのですから少しくらい許してください」


「……」


 こういうところはやはりオリヴィアの方が一枚上手と言わざるを得ない。


 ソフィアはこう言われたら『もしも旦那様と16年も引き離されたら…』とか考えてしまうタイプなので病気の間はオリヴィアの独占を許す事になりそうだ。


「良いから寝ておけ」


「は~い♡」


 2人の言い合いを阻止してオリヴィアをベッドに押し込むと嬉しそうに返事をするオリヴィア。


 まぁ、まだ暫くは看病が必要だし。


「うぅ~」


「ソフィアもおいで」


「は、はい♡」


 ソフィアを招き寄せると嬉しそうに傍に擦り寄ってくる。


 主義に反するが暫くは2人を侍らせておく事にした。




 ★




 オリヴィアの体調が戻るまで更に3日掛かった。


 こうしてオリヴィアの『誘惑』から始まった『処女喪失事件』は幕を閉じたのだが…。


「じ~…」


 起き上がれるようになったオリヴィアは俺をジッと見つめてくる。


 というか自分で擬音を出すほどに俺を穴が空くほどに見つめてくる。


「気持ちは分かるが、ちゃんと体力が戻るまではお預けだからな」


「えぇ~」


「病気も治ったし我侭タイムはお仕舞いだ」


「は~い」


 オリヴィアはガッカリしつつも少し嬉しそうに俺の傍に寄り添ってくる。


 彼女はちゃんと『病気だったから我侭を聞いて貰えていた』という事を理解しているので平時にまで無理な我侭を言う女ではない。


「でも…少しくらいなら良いですよね♡」


「…少しだけだぞ」


「はい♡」


 嬉しそうに擦り寄ってくるオリヴィアを抱き寄せて――ソフィアには言えないような事を『ちょっとだけ』する事にした。




 ☆大魔王




 私は私の居城の玉座に座りながら肘掛に頬杖を付いて――うっすらと笑う。


「くっくっく…」


 私には本来『世界を見通す目』――つまり千里眼のような能力はなかったのだがラルフの『式紙』とやらを解明した事により『代用品』を手に入れる事に成功していた。


 ラルフは『式符』という魔法力を篭めた紙を使って『式紙』を作っているようだが、資金力に余裕のある私は『魔法石』を使って『豪華な式紙』――『式神』とでもいうべき物を作り上げていた。


 ラルフの式紙が3つまでしか命令設定出来ない事に対して式神は10近い命令を書き込む事が出来る。


 その式神を世界中に放って世界中の様子を探るのが最近の日課となっていた。


 無論、各魔王の様子――特にラルフの様子は逐一確認しているが、流石のラルフも私の魔法力で『隠密』『隠蔽』の能力を付与された式神に気付く事は出来ないようだった。


「(まぁ奴の事だ。感知は出来ずとも私が『式紙モドキ』を作って様子を探っている事くらい予想はしているだろうがのぉ)」


 サミエルは相変わらず私の為に愚直に行動しているし、エルズラットとタキニヤートは各々管理する領域で虎視眈々と力を蓄えているようだ。


「(様子見するのにラルフが1番面白いというのも問題だのぉ)」


 恐らく前世でラルフと深い関係にあったであろう天翼種の小娘。


 それに『竜族の魂』を入れた教会製の人形兵ども。


 急速に戦力を増強させているラルフは、もう何処から見ても魔王として遜色ない力を持っていると言えるだろう。


 サミエルは兎も角、下手をすればエルズラットとタキニヤートあたりなら食われそうだ。


「(まぁ奴が自分から禁を破って魔王同士の諍いを起こすとは思えんがのぉ)」


『勝てる』という理由だけで行動を起こす馬鹿ではない事は良く分かっている。


 そんな感じで私は世界各地に『目』を張り巡らせていた訳だが…。


「む?」


 式神の目に対する物ではなく、私の居城の内側に僅かながら違和感を覚えて式神と『リンク』していた視覚を切って目を開く。


 その私の目の前にいつの間にか1人の女が立っていた。


 それは勿論、異常事態だった。


 ここには――大魔王の居城には私の許可したサミエルが転移で運んでくるか、それとも精霊王クラスの者の助力を得て突破してくるかしか方法は無いというのに、この女は『いつの間にか』私の傍に居たのだ。


 しかも、その女は…。


「…貴様か」


 何の因果か私の知った顔だった。


 一見すると天翼種かと見間違うかのような純白の翼を持ち、白い衣を纏った金髪の女。


「お久しぶりです。ルシフェル様」


「…私は『大魔王』だ」


 忌々しい事だが私は――遠い昔には『天使族』と呼ばれる存在だった。


 目の前の女と同じように。


 私が天使族だった頃、その天使族が住まう領域――『天界』という名の空中都市から追放された理由は今をもって不明のままだ。


 一説によると私が『堕天』という現象を起こしたからだと言われている。


 しかし『堕天』と言われても、その説を唱えた奴らの言うような翼が漆黒になるような現象は起こっていなかったし、私に何か得体の知れない変化を起こった訳でもない。


 言ってみれば、それは唯の『言い掛かり』に過ぎなかった。


 天界で類稀なる力を示した私に嫉妬した馬鹿な天使が言い出した言い掛かり。


 しかし、そんな事情でも私は実際に天界から追放されて地上へと落とされた。


 その当時、自慢だった『天界一美しい純白の翼』と呼ばれた翼は2度と天界には戻らない意思を示す為に自ら引き千切ってやった。


 その時点で私の属性は『光』から『闇』へと変質し、同時に肌の色も白から褐色へと変わった。


『堕天』というなら、それが『堕天』だったのだろう。


 そんな私にサミエルが共感して永遠の忠誠を誓ってきたのは当然の成り行きだったのかもしれない。


「今更私に何用だ?」


 忌々しいが天使族の中で『熾天使セラフィム』と呼ばれる者達は相当な力を持っている。


 最低でも『勇者』や『魔王』と互角以上の力を持っている。


 その『熾天使セラフィム』と呼ばれる者の中でも『この女』――ミカエルは別格だった。


「天界の指導者が変わりました」


「ほぉ。耄碌したジジイがついにくたばったか」


「今なら…ルシフェル様を天界に戻す事も可能かと思います」


「くだらん」


 私はミカエルの言葉を一刀両断にする。


「私は今更…いや、当時から天界の事情になど興味はなかった。追放された時点で…忌々しい翼を自ら引き千切った時点で天界に戻る気など更々ないわ」


「天界の技術を使えば失った翼を元に戻す事は可能であると思います」


「…人の話を聞かない女だのぉ」


 翼云々の問題ではないと言っておるのに。


「楽園ともいえる天界に未練は無いと仰られるのですか?」


「あんな場所『退屈』以外の何者でも無いわ。天界なんぞより地上の方がまだ娯楽が溢れておるわ」


「地上に…地獄に降りられて本当に『堕天』されてしまわれたのですか?」


 天界を『天国』と仮定した場合、地上を『地の国』――蔑称『地獄』と呼ばれる。


 まぁ地上の事など何も知らん馬鹿な老いぼれが言っているだけだが。


「『降りて』ではなく『落とした』の間違いであろう?そもそも『堕天』などという現象を信じている時点で貴様も耄碌したものよ」


「私が…私自身がルシフェル様に天界に…私の元へ戻ってきて欲しいと思っているのです」


「ふん。その言葉…追放された当時なら信じても良かったがのぉ」


 既に数千年も前の話をされても『だから?』としか思えん。


「どうしても…お戻り頂く事は出来ないのですか?」


「私の傍に居たいというなら貴様を私の配下に加えてやっても良いぞ。その忌々しい翼を引き千切るか漆黒に染めれば、の話だがのぉ」


 天翼種の純白の翼は兎も角、この女の純白の翼は妙に癇に触る。


 このまま傍に置くのは許容出来そうもない。


「それならば…仕方ありませんね」


「む?」


 先程とは比べ物にならない程の違和感が体を走り抜ける。


「貴様…何をした?」


「ルシフェル様には地上への未練を断って頂きます」


「何?」




「霊光子術式開放。超極大封印…実行!」




「っ!」


 私の知らない天使族の使う複雑な術式と眩しい光に咄嗟に反応出来なかった。


 そうして光が晴れた時、私は…。




 ★




 やはりオリヴィアは前世の頃とは色々と違っていた。


 身体は勿論だが、翼の方に性感帯があるのか事後に翼を優しく撫でられるのを物凄く喜ぶようだ。


 そういう訳で俺はある意味新鮮な気持ちでオリヴィアとたっぷりと――ねっとりとお楽しみを楽しんだ。


 勿論ソフィアも黙って見ていた訳ではないし、ソフィアを放っておいた訳ではないのだが…。


「旦那様ぁ♡」


「あなた様ぁ♡」


 まぁ――正直、色々やりすぎた。


 普段、色々と同時並行して行っている作業を全て2人の女の為にだけに使えば『こうなる』と分かっていた。


 お陰で色々な方面への情報収集は完全に中断されてしまったが――その甲斐あってオリヴィアの事を前世ほどではないけれどそこそこ知る事が出来た。


 いやいや。オリヴィアさんったら清楚な顔をして前世の頃よりエロい身体になっているんだもん。


 思わずハッスルしちゃいましたよ♪


『2人の女と同時に…』というのは主義ではなかったけれど、それでも俺の能力をフルに使えば上手くやれる自信はあったのだ。


「……」


 まぁ『それ以外』が疎かになるのであんまり長い時間は無理っぽいんだけど。


「旦那様ぁ♡ねぇ~♡もう1回しましょ♡」


「あなた様ぁ♡わたくしを先にお願いしますわ♡」


「……」


 いや。同時プレイはしてないよ?


 唯――ちょっと色々工夫をしただけで。


「あんっ♡」


「あなた様のエッチ♡」


 とりあえず、もう少しの間は2人との逢瀬を楽しむ事にした。






 そんな事をしていたから――俺の知らないところで大魔王の一派に洒落にならない波が来ている事に気付かなかった。




 ★




 逢瀬が一段落して、さて改めて情報収集を含めた『その他』を再開しようとした矢先に『その客』は来た。


 どうやらサミエルの配下の1人らしいのだが、その当のサミエルが珍しく忙しいので俺に直接大魔王の居城まで来るようにとの命令だった。


「直接って言われても…大魔王様の居城には飛べないんだが」


「…今なら大魔王様の居城へも飛ぶ事は出来ます」


「?」


 そこで疑問に思った事は『大魔王の居城へ転移出来る』という事ではなくサミエルの部下なのに『大魔王への敬意が感じられない』事だった。


 少々困惑しつつも逆らっても仕方ないので俺はソフィアとオリヴィア、それに輝夜を連れて大魔王の居城へと転移を試みる。


「お」


 やってみたら本当に転移出来た。


「これ…俺が転移するのに合わせて結界を解除したんじゃなくて、常時結界が張られていないって事だな」


「何かあったのでしょうか?」


「間違いなく、かなりの異常事態が発生しているな」


 そもそも、さっきの奴が本当にサミエルの部下だったのかどうかも疑わしい。


 とりあえず、いつも通り俺はソフィアだけを連れてオリヴィアと輝夜には休憩室で待機させて大魔王が待つ謁見の間へと足を伸ばす。


「…ラルフか」


「……」


 そこで待っていたのはいつも通り玉座に座る大魔王と――その大魔王を守るように立ち塞がり、俺を睨みつけて来る魔王サミエルの姿だった。


「魔王ラルフ。召喚に従い参上致しました。大魔王様」


 良く分からないが俺は普段通り膝を折って大魔王に礼を尽くす。


「くっくくく。貴様を召喚か…念の入った事だ」


「…やはりあれは偽者でしたか?」


「少なくとも私はそのような命令を出した覚えはないのぉ」


「本人はサミエル様の部下を自称していましたが…」


 サミエル本人に視線を向けるが…。


「…知らないよ」


 端的に返事をするだけで素っ気無い態度のままだった。


「まぁ丁度良い。貴様にも一応事情は話しておく事にしよう」


「お伺い致します」


「まずエルズラットとタキニヤートが離反した」


「…はい?」


 余りにも予想外の事を当然のように言われたので俺は思わず聞き返してしまった。


「その原因は単純明快、私が…力を失ったからだ。今の私には並の人間種と同等程度の力しか残っておらん」


「……」


「そして私の力を奪った者がエルズラットとタキニヤートに謀反を促した。それだけの事よ」


「え~と。それでは先程からサミエル様が私を睨んでいるのは…」


「既に2人裏切ったのだ。貴様の裏切りを警戒しておるのだろうよ」


「ですよねぇ~」


 あ~。はいはい。理解しました。


「君は…」


 その俺に警戒しながらサミエルが話し掛けてくる。


「君は…約束した筈だ。『1度だけ』大魔王様を裏切らないと。その約束を今、果たして貰う」




「それは不可能です」




「っ!」


 サミエルの警戒度が跳ね上がって――俺は少々ゲンナリした。


「あの時も言いましたよね?私は打算で行動する人間だと。私に利益があるのならば大魔王様であろうと裏切ると」


「……」




「しかし逆に言えば私に利のない裏切りは致しません」




「…え?」


「よって。最初から裏切る気はないので約束を果たす事は出来ません」


「……」


 ポカンとした顔で俺を見つめてくるサミエル。


 そんなに予想外な事を言った覚えはないんだけどなぁ。


「くっくくく。だから言ったであろう?少なくともラルフが裏切る可能性は低いと」


「で、ですが…」


「ラルフよ。貴様が裏切らない理由を言ってみよ」


「無論、サミエル様を敵に回すのが嫌だからです」


「くっくくく。貴様からすればサミエルは天敵だからのぅ」


「……」


 そう。俺が大魔王を裏切るという事は大魔王に妄信的な忠誠を誓っているサミエルも同時に敵に回す事になる。


 それでは大魔王を裏切る利が全くない。


 というか普通にマイナスだ。


 俺は『大魔王とサミエル』を敵に回したくないから魔王なんて面倒な仕事をしているのであって、大魔王が力を失ったとしてもサミエルが変わらないなら裏切るメリットは何も無い。


「というか、よくエルズラット様…エルズラット殿とタキニヤート殿は裏切る気になりましたね」


 とりあえず裏切った輩に『様』付けは必要ないと思い直して『殿』にしておく。


「…あんな奴ら呼び捨てで十分だよ」


「理由を聞いて納得したのなら、そうさせて頂きます」


「言ったであろう?私から力を奪った者が唆したのだ」


「それだけでは裏切る理由としては弱いと思うのですが…」


「ふん。大方奴ら…天使どもが力を貸すと申し出たのであろう」


「天使…ですか」


 なんか厄介そうな奴だなぁ。


 しかし、なるほど。


 大魔王が弱体化した上で、その天使とやらの助力を得られるというなら――勝算ありと踏んだ訳か。


「その天使がどの程度強いのか知りませんが、サミエル様と敵対して利があるとは思えませんけどねぇ」


「ふむ?貴様のところには勧誘は来なかったのか?」


「あ~…」


 多分、俺の自宅の方に訪ねて来た奴が居ると思うのだが――最近ソフィアとオリヴィア相手にイチャイチャ、エロエロしていたので全スルーしてたわ~。


「くっくくく。大方嫁と元カノ相手に励んでおって来客を放棄しておったのだろう」


「ぐっ…」


 この大魔王、弱くなっても鋭いところは変わってねぇ。


「ともあれ。裏切らんと言うのなら貴様にも働いて貰うぞ。ラルフよ」


「ははっ」


 まぁ大魔王が弱体化しようと俺にとっては今までとたいして変わらないので怒られない程度に頑張りますかねぇ。




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