第29話 『魔王。天翼種の家出娘に振り回される』




 ☆オリヴィア




 私と弟のアシュレイが故郷を追放されてから早1年。


 正確には追放されたのは私だけで弟は『家出』という形になるのだけれど、それでも2人の立場はたいして変わりないし重要視する事でもない。


 私達は世界中を旅して街から街へと移動して『冒険者』という地位を得て暮らしていた。


 登録出来るのは15歳からなので正式に冒険者になっているのは私だけなのだけど。


 天翼種の剣士というのは珍しいらしく、最初の頃は色々と声を掛けられる事も多かったのだけれど――そういう者は皆、私の目を見て離れて行った。


 1年前に僅かに抱いていた小さな希望は、たった1年で小さくなり過ぎて私の手の中から零れ落ちそうになっていた。


 それに伴い私の『死にたがり』も加速して――気付けば私は荒んだ目をして危険な討伐依頼ばかりを受ける事になっていた。


「(…弱い)」


 もっとも世間一般で『危険な討伐依頼』と認識されている仕事でも私にとっては相手が弱すぎて殺されてあげる事は出来そうにもなかった。






 そんな事を続けていた私達は新しい街に行き、新しい土地で、見た事も無い魔物を討伐する事になる。


「姉さま。この辺りの魔物は手強いのが多いですね」


「…そうかしら?」


 アシュレイにとっては『手強い』と感じる魔物なのかもしれないが、私にとっては50歩100歩で全く手応えを感じない。


 唯『これでは死ねない』と思うだけ。


 その日、討伐を果たした大きなイノシシに似た魔物も特に感情を触発させる事無く難なく倒してしまった。


「…はぁ」


 溜息を吐き出しながらイノシシを仕留めた剣を振って血を払う。


 私の使っている剣は私の身長を超えるほどの長さの長剣で、幅も広く作られている。


 唯、刀身に関しては非常に薄く作られているので見た目に反して重量は驚くほど軽い。


 更に使われている金属が特殊な為、薄いのに非常に頑丈に出来ているらしい。


 大きく、軽く、頑丈で、しかも切れ味が抜群という反則的な天翼種用の大剣。


「(こんな物を使っていたら強くなって当たり前じゃない)」


 私の剣技は100年に1人の天才と言われているが、それに加えて装備も優秀では負ける要素を探す方が難しい。


「(前世では箸より重い物を持った事がないって言えるくらいだったのに)」


 無意識にそう考えて、そう考えた事で益々気が滅入ってくる。


「(もしも『彼』がわたくしと同じように『この世界』に転生しているとして、どうやって探せば良いのかしら?)」


 街から街へ移動して多くの人に出会ってきたけれど、その中に『転生者』が混じっていたとしても、それを見分ける手段がない。


 まさか『あなたは転生者ですか?』と聞く訳にはいかないし聞いたところで教えては貰えないだろう。


「(ああ。益々希望が小さくなっていくわ)」


 色々な気力が体の中から零れ落ちていって、このまま地面に倒れこんでしまいたい欲求に駆られる。


「姉さまっ!何か来るっ!」


「…え?」


 だからアシュレイに指摘されても私の反応は鈍いままだった。






「おいおい天翼種かよ。これはまた厄介な奴らだねぇ」


 アシュレイの指摘の後に現れたのは1組の男女。


 私と同じくくらいの年齢の美形の少年と、私よりも少し年上くらいの美しい少女。


「なんだ貴様らっ!」


 そんな彼らに、気力を喪失した私が『どうするか?』と考える前にアシュレイが噛み付いた。


 アシュレイは私には懐いているし優しい子だけど、逆に言うと私以外の人には警戒心が強くて直ぐに牙を剥く。


「死んでるか?」


「はい。完全に事切れて手遅れですね」


 そのアシュレイを無視して2人は私の仕留めたイノシシを調べて嘆息している。


「触るなっ!それは僕達が仕留めた獲物だぞっ!」


 その行動に反応して更にアシュレイが吼える。


 でも確かに――苦労した訳ではないけれど折角仕留めた獲物を横取りされたような気がして気分は良くない。


「獲物…ねぇ」


 呆れたような目を私とアシュレイに向けてくる少年。


「天翼種の癖に世間知らずか」


「貴様っ!」


 馬鹿にされたと思ったのかアシュレイは即座に剣を抜剣して少年に向って構えた。


 アシュレイの剣は使われている金属は私の大剣と同じだけど、私の剣に比べて相当に小型な物を2本使う『二刀流』の使い手だ。


 それを持って容赦なく少年に向かって斬りかかって行った。


「あ」


 止めるべきか迷ったけれど、どうして止めなければいけないのか明確な理由を見つける事が出来ないまま戦闘に突入してしまった。




 ★




「(ちっ)」


 心の中で微かに舌打ちをして俺は2本の剣を持って突っ込んでくる天翼種のガキを迎え撃つ準備を始める。


 正直、相手が天翼種なら『戦闘は避けたい』というのが本音だが話も聞かずに襲い掛かってくるのでは迎撃しなくてはならない。


「(挑発のつもりじゃなかったんだが相当短絡的な思考のガキだなぁ)」


 嘆息しつつ既に地面の中に仕込んでいた『ワーム』を起動させてガキの突進を妨害してみる。


「ちぃっ!こんなものっ!」


 ガキの剣で『ワーム』はあっさり斬り捨てられてしまったが、それでも突進を一時的に食い止める効果としては十分。


「(『アトミック・レイ』…は威力が高過ぎるので『ホーミング・レーザー』を加減して撃ってやるか)」


 そう瞬時に判断して俺は指先から2条の『ホーミング・レーザー』をガキに向って射出する。


「くっ!」


 流石天翼種というべきか。


 ガキは咄嗟に俺の放った『ホーミング・レーザー』を空中に飛び上がって回避したが――当然のように追尾が開始される。


「アシュレイっ!」


「っ!」


 天翼種の女の方が恐らくガキの方の名前を呼んで警告すると追尾を開始した『ホーミング・レーザー』を再びギリギリで回避する。


「なんだ、これっ!追い掛けてっ…!」


 飛行速度を上げて『ホーミング・レーザー』を振り切ろうとするガキだが、幾ら天翼種の飛行速度が速いと言っても、そして速度特化の『アトミック・レイ』よりも幾分遅いといっても『レーザー』より速く飛べる訳がない。


「ぐぁっ!」


 思惑通りガキの方の翼を両方撃ち抜いて――ガキが地面に叩きつけられる。




 ☆オリヴィア




「アシュレイっ!」


 私は今までの温い戦闘の経験から『戦い』を甘く見ていた。


 相手が本能のままに突進してくる単純な獣ではなく、知能を持って戦術を駆使する『戦士』だと気付いたのは弟が翼を撃ち抜かれて地面に叩きつけられるのを見てからだった。


「よくもっ…!」


 私の心に生まれて初めて――転生してから本当に生まれて初めて明確な『怒り』を感じた。


 例え『彼』に比べれば二の次だったとしても『大事な弟』を傷つけられた事は私が想像していた以上に許せない事だった。


「っ!…下がれっ!」


「はいっ!」


 即座に私の殺気を感知して少女の方に下がるように命じて、少女の方も即座に対応して少年から離れていく。


 一瞬、少女の方を狙おうかとも思ったけれど――私の怒りは少年の方に向いていた。


「許さ…ないっ!」


「っ!」


 地面スレスレを私は高速で飛行して大剣を構えて――斬りつける!


 地面の上を衝突しないようにギリギリで飛行するのはアシュレイにはまだ出来ない高等技術だ。


 その上で速度の勢いを乗せて大剣で斬りつける連携技は超高等技術だった。


 私は惜しみなく『それ』を使って少年に斬りかかって…。


「っ!」


 難なく回避された上、私の大剣とは比べ物にならないくらい小さな剣――懐剣で反撃を受ける事になった。


 咄嗟に翼を制御して旋回して回避したけれど…。


「(この子…強い)」


 私は生まれて初めての『命を掛けた戦い』に『戦慄』を覚えていた。




 ★




「(あっぶねぇ~)」


 実験が上手く行った為に危機を回避出来たものの、少しでも計算がずれていれば俺の身体が両断されていたという事実に俺は内心で冷や汗を流していた。


 この世界の父親に餞別として貰ったダガーを握りなおしながら俺は実験の為に展開した『新しい魔法力の使い方』をおさらいする。


 今回、俺が使ったのは『ソナー』『レーダー』『スキャン』に続く4つ目の魔法力を使った探査法。




 その名は『センサー』。




 俺を中心に魔法力を糸のように周囲に――物凄い密度の蜘蛛の巣のように張り巡らせてある。


 そして、その1本1本が全て俺の身体に接続されていて、敵が魔法力の糸に触れる事で俺の身体を自動的に動かして戦闘を補佐してくれる『自動戦闘システム』を確立した。


『自動戦闘システム』というと、なんだか決められた動きだけを忠実に行う融通の効かないシステムに聞こえるが――まぁ実際そういう一面はある。


 但し、敵が俺に対して接近してくる『速度』『角度』『種類』によって無限ともいえる数の迎撃を行えるようにプログラムを組んである。


 敵が『こういう行動を取ってきたら、こう返す』――という単純なプログラムではなく『敵がこういう速度で、こういう角度から接近してきて、こういう角度から、こういう速度で攻撃してきて、こういう体勢で、こういう体重移動で…』という無数の情報を触れた魔法力の糸から得て最適の行動を俺に強制するシステムだ。


 例えば囲碁や将棋のプロが『ファミ○ン』のAIを相手に戦えば勝率は相当に高いかもしれないが、最新のAIプログラムが相手では勝率は決して高くない事が実証されている。


 まして天才の俺が組んだプログラムとくれば例え相手が『達人』であろうとも勝つのは至難の業となる。


 まぁ、もっとも…。


「(今のデータから最新の情報を入力。相手の速度、攻撃力、戦闘方法を元にプログラムに更新)」


 まだ完成とは程遠い程に『未完成』ではあるが。


 当たり前だが俺は『達人』を相手に戦った事などないので想定される敵の強さを想像してプログラムを組んである。


 だから、その想像から『ずれた』相手の強さを随時修正していかなくてはいけないのだ。


「(想像以上ではないけど十分『想定外』なんだよな)」


 まさか『センサー』を使って戦う初陣の相手が『天翼種』とは想定していなかったのだ。




 ☆オリヴィア




「はぁ…。はぁ…。はぁ…」


 幾度か少年に斬りかかって、その度に少年の動きが――精度が上がっていき私は苦戦を強いられていた。


「(でも…少し分かってきた)」


 必死に息を整えながらも少年の『戦い方』が分かってきた。


 当初は怒りで頭に血が上って『見えていなかった』が、幾分冷静になった今なら『意識すれば見える』くらいには少年の凄さが分かってきた。


「(物凄く見えにくく隠蔽してあるけど少年の周囲に魔法力で作られた『糸』のような物が張り巡らされている。あれをセンサーみたいにしてわたくしの動きを察知しているんだ)」


 だからどんなに速く仕掛けても、どんなに死角から攻めても余裕で対応されてしまう。


 おまけに…。


「(精度が上がっているという事はわたくしの動きに適応されてきているという事)」


 少年は――恐らく人間種だと思う。


 噂には聞いていたけれど前世の『人間』に1番近い種族は、この世界では『最弱』に近い弱さを持つ種だった筈だ。


 勿論、個体差はあるのだろうけれど、それでも基本スペックは私の方が圧倒的に上の筈なのに適応されるという事は…。


「(死ねる…かもしれない)」


 相手は人間種の中で生まれた突然変異レベルの『天才』という事だ。


 私の『死神』となる可能性は十分に備えている。


「(この子が…今日をわたくしの命日にしてくれるかもしれない)」


 再度、少年に向かって飛び込み斬りかかる!


 当然のように少年の持っている私の大剣とは比べ物にならないくらいの『唯の懐剣』に捌かれて私の攻撃は不発に終わり――少年と初めて正面から目を合わせた。


「(…え?)」


 それは私本人にだって理解出来ない現象だった。


 その少年と目を合わせた瞬間、私の中から猛烈な何かが――意味不明な『何か』が暴れ始めた!


「うぅ…あぁっ!」


 少年の懐剣に腕を微かに斬られて血を流しながら、それでも私は全力で後退して――叫ぶ。




「あぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」




 私自身、訳が分からない。


 けれど溢れ出した『何か』と一緒に『その感情』が私を支配した。


「(死にたく…ないっ!)」


 それは『恐怖』と呼ばれる感情で、私は少年に『殺される自分』を明確にイメージして純粋に恐怖した。


「ひぃっ…!」


 そして『大事な弟』を放置して――私は無様に逃げ出した。




 ★




「えぇ~」


 何故か唐突に背中を向けて一目散に飛んで逃げた天翼種の女に対して俺は『そう』としか言葉を発する事が出来なかった。


「ここまでやって逃げるか?普通」


 散々俺を殺す為に大剣を振りかざしていたくせに、いざ自分が傷を受けたら恐怖に駆られて一目散に逃げるとか――どうかと思う。


「旦那様。こちらはいかが致しますか?」


 ソフィアの方は水魔法で作り出した水で拘束した気絶したガキの方を指し示す。


「とりあえずサミエル様に報告…かな?」


 1人逃がしてしまったとはいえ1人は確保出来た訳だから『報告』しても良いだろう。






「これが…犯人?」


「…はい」


 俺は余計な事を言わずに報告の為に呼び出したサミエルにソフィアの水で拘束されたガキを突き出した。


「くっ…殺せっ!」


 ガキの方は既に目を覚ましていて『くっころ』していたけど勿論そんな事は無視して話を進める。


 というか『くっころ』は女騎士の専売特許なのでセレーナ辺りがやらないと様にならないなぁ~。


「は…ははは。ボクの領域を荒らす不届き者を成敗してやろうと思っていたのに、まさか出てきたのが『これ』って…ボクって不幸なんじゃないかなぁ?」


「……」


 気持ちは分かるが俺が何を言ったところで今のサミエルには慰めにもならない。


 だから黙って状況を見守る。


「捕まえたのは『これ』だけ?」


「もう1人女が居ましたが逃げられました」


「君の事だ。抜かりなく追跡はしているんだろう?」


「していますが…相手の速度が速過ぎますから。私の手持ちでは、もう数分くらいしか持ちませんよ」


 サミエルの言う通り俺は女の方を式紙の小鳥で追い掛けさせているが、そもそも速度が違い過ぎるので撒かれるのが先か、無理に追跡させて式紙が力尽きるのが先かという状況だった。


「方角だけ教えてくれれば後はボクの方で引き継ぐよ」


「…分かりました」


 俺は情報だけを提示して式紙に引き返すように指令を出す。


「さてと」


 そして全ての作業を終えた後、サミエルは初めてガキの正面に立って――恐ろしく冷たい目を向けた。


「ひっ…!」


 それは『くっころ』していたガキが一瞬で怯えて悲鳴を漏らすほどに圧倒的に圧力だった。


「君は…自分が何をしていたのか理解出来ているのかい?」


「…え?」


「天翼種がさぁ。ボクの領域でボクの配下を狩って回るのって、どういう意味を持っているのか分かっているのかい?」


「…え?…え?」


「ふ…ふふふ。報告を受けた時は『まさか』とは思ったけどさぁ。本当に『世間知らずの天翼種』が存在するなんて、この目で見るまで信じられなかったよ」


「ぼ、僕はディプシー家の跡取りだぞ!」


 そのサミエルの圧力に耐え切れなかったのかガキは精一杯の虚勢を張って――やらかした。


「ねぇ君。頼んでも良いかな?」


「…分かりました」


 俺はサミエルの要請を受けて仕方なく――そう仕方なく拳を振り上げて…。


「がっっっ!!」


 全力でガキの顔面をブン殴った!


「あ…がぁっ…。貴…様ぁっ…!」


 相手がサミエルではなく俺だったからかガキは激昂して俺を睨みつけて来る。


「ありがと。助かったよ」


「…いえ」


 俺がサミエルと敵対したくないと思っている理由、その1。




「今のボクの感情で『これ』を殴ったりしたら…絶対に殺しちゃうからね」




 見た目12~13歳程度の少女にしか見えない『魔王サミエル』が持つ『圧倒的な怪力』を相手に戦いたくないから。


「さて。君は『ディプシー家の跡取り』とか言っていたよねぇ」


「そ、そうだ!」


「面白いねぇ。天翼種の『ディプシー家』って言ったら名門中の名門だ。天翼種の王を除けば天翼種の中には逆らえる者は居ないって程のね」


「……」


「ところで君って『天翼種の王』がどんな人なのか知っているかい?」


「…え?」


 知っている訳がない。


 もしもガキが『天翼種の王』の姿を伝聞にでも聞いていたのならサミエルを相手に自分の家柄の話なんて絶対に出来なかった筈だ。




「初めまして。ボクは『魔王』サミエル。そして同時に『天翼種の王』をやらせて貰っているよ」




「っっ!!!」


 そう。『魔王サミエル』こそが天翼種を統べる王。


「う、嘘だ。だって…お前には翼…がぁっっ!!」


 俺はガキが最後まで『その言葉』を言い終える前に再び全力で顔面をブン殴った!


「ありがと。今日の君は気が利くね」


「…いえ」


 俺がサミエルと敵対したくない理由、その2。




「君がもうちょっと…後ほんの少し遅かったらボク殺しちゃってたよ」




「っっ!!!」


 普段はお間抜けな言動が目立つけど『ブチ切れた』ら誰にも手を付けられなくなる気性の持ち主だという事。


「あ…あああ…」


 そして『その事』を理解したのかガキがガタガタ震えだす。


 そう。魔王サミエルは『翼を持たない天翼種』として生を受けた突然変異の『圧倒的な怪力』と『12~13歳で成長が止まってしまった』永遠の若さを持つ『魔王』なのだ。


 普段は『転移の魔王』として大魔王の補佐をする事が多いがサミエルの本領は絶対に『そっち』だろう。


 更に言うとサミエルに対して『翼』の話は厳禁だ。


 幼少時にどんなトラウマがあったのか知らないが瞬間的にブチ切れる。


 世間話で適当にからかうだけなら兎も角、こんな厄介な奴と敵対するなんて少なくとも俺は御免だった。


 伊達に大魔王にもっとも長く仕え『魔王の中で最強』と言われている訳ではないのだ。




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