第15話 初めての購入
初めての購入は自分がいつも買っている商品が株主優待としてあるものにした。
上場企業は何千社もある。
どれを買えばいいのかと疑問を持つだろう。
最初は自分がよく利用している会社がいいと思う。
お酒が好きであれば居酒屋の株。美容室やスーパー、よく買う飲料食品メーカーやレストラン。そこらへんが狙い目だと思う。
購入の仕方は、パソコンで自分の証券会社のサイトにログインして、欲しい企業を選んで『現物買い』というボタンをクリックする。
そうしたら何株買うか入力するところがあるので、100株とか500株とか欲しい数を入力すればいいだけだ。
私は最初に、ヤクルト、極楽湯、シダックス、かっぱ寿司、サイゼリヤ、モスバーガー、イオンを購入してみた。
ほとんどがみんな知っている会社ばかりではないだろうか。
ちなみに極楽湯とは温泉施設を運営している会社で、我が家の近所にあったので無料優待券目当てに購入したものだ。
購入するときに知っておかないといけない知識がある。
『指値注文』と『成行注文』だ。
① 【指値注文】(さしねちゅうもん)
自分の指定した金額で買うものである。
例えば320円の株価があったとき、310円で指値注文を行う。
そうすると310円まで値下がったら自動的に購入してくれるというものだ。
310円まで下がらなければ購入しないだけなので、今すぐに売り買いしたいという銘柄がない限り、ほとんどの場合指値注文しか使わない。
② 【成行注文】(なりゆきちゅうもん)
現在の価格で購入するものだ。
いくらでもいいから欲しい、もしくはすぐに売りたいという場合に使う。
あともう一つ知らなくてはいけないものに、単元株数が設定されているということがある。
会社の株を買うには、最低100株買わないといけないとか、1000株買わないといけないとかが決められていて、この単位を『単元(たんげん)』と呼んでいる。
例として320円の株価で、単元株数が100株の場合『320円×100株』で3万2千円かかるという仕組みだ。
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