株以外にも為替だったり、金（ゴールド）だったりと投資対象の物はいくつかある。

どれが良いと断定することはできず相性のようなものだが、私が株を選んだ理由は、前述の株主優待も大きかったが、何よりも株主になれるということであった。

つまり共同ではあるが会社のオーナーになれるのである。

ソニーやトヨタ自動車などの大企業が自分の会社になるという喜びがあった。

ちょっとここで考えてみて欲しいことがある。

もしあなたが、世界で活躍しているような大企業の就職試験を受けたとしたら、合格できる自信はあるだろうか？

そして入社することができたとしても、社長まで上り詰めることはできるだろうか？

ほとんどの方ができないと思ったことだろう。

ではその社長よりも偉い、会社の所有者になれるとしたらどうする？

なりたいと思ったのではないだろうか。

その所有者になれるのがまさに株である。そんな優越感も魅力の一つだ。

他にも株が投資の中で優れている所として、日本だけでも数千万人が参加しており、パソコンがあれば全員同じ条件で簡単に取引ができる点がある。

例えば不動産投資の場合、いくら良い物件だとしても欲しがっている人を見つけるのが大変だったりする。

偶然見つけることができたとしても、もっと高値で買ってくれる人もいることだろう。一番良い条件で取引してくれる相手が見つかる可能性は限りなく低い。

株の場合はパソコンで世界中に繋がっているので、世界中から条件に合う人を簡単に見つけることができる。すごくやりやすい取引なのだ。

あとアパート経営なんていう投資は論外だと思っている。

家賃収入として入る金額は多いが、出ていく金額もある。

管理するのは大変だし、家賃を滞納する人もいるだろう。直接人と関わるのなんて面倒なだけだ。何かトラブルが発生したらその対処も必要となってくる。

ところが株は買ったら放置でいいのだ。

管理することもまったく必要ない。何かトラブルが発生したらその会社の社長が対応する。

結果について株主は文句を言えばいいだけとなる。

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