第16話 購入までのまとめ

先程から覚えるものが多すぎてよく分からなくなってきたと思っている方のために、これをしておけばいいという正解を書いておく。



① 証券会社は『ネット証券』にする。

選ぶのが面倒だと思ったら、私と同じSBI証券にしておけばそんなに不満は感じないだろう。


② 口座の種類は、確定申告をしなくて済む『源泉徴収ありの特定口座』


③ 払う手数料は、1回買うごとに払う『定率制』


④ 買い方は全て『指値注文』だけを使う。



これで迷うことなく進められると思う。

もっとも素直に従ってくれる人の方が少数派ということは分かっている。でもきっと自分で色々調べた結果、まったく同じ選択になったという方は大多数いることであろう。


そういえば私と同じくらいに始めた素人株仲間で、指値注文をしたがらない方がいた。

理由を聞いてみたら「指値注文をして、そこまで株価が下がらなくて買えなかったら手数料損じゃん」ということであった。


指値注文するときには、確かに前もって〇〇円かかると表示されて、証券会社の口座の残高からその金額が引かれた分の表示となる。

しかし値下がらなくて株を買うことができなかったら、ちゃんと引かれた分のお金は口座に戻ってくるから心配しなくて大丈夫なのだ。

手数料は取引が成立したときにしか支払わなくて済むものなので。


ふと思ってみたが、様々な株の専門書が出版されているけど、こんな素人が思ってしまうことを解説してくれている本ってあるのだろうか。

やっている人からしたらこういう細かい疑問や勘違いっていっぱい発生するのに。

よく話が脱線する本書である。こうした勘違い解消に役立つことができたらと願ってのことであった。

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