第4話30年ぶりの甘い青春…
「私と…付き合って!」
「は、は!?」
ち、ちょっと待て…状況を把握しよう。
俺は30年前にタイムリープしてきて、そして
俺は地球を守るために未来からきた
中身おっさんの外見学生の男だ…
「お、俺とか?柳田…」
「う、うん。そうだよ。」
「なんで俺なんかと…?」
「だって…好きなんだもん私…だ、だめ?」
やめろその上目遣い…可愛いから。
そもそもいいのか?おっさんと15歳の
少女が付き合っても…
「ちょっと…考えてもいいか?…とりあえず、今日は帰るよ」
「あ、うん…わかった」
「ただいまーって誰もいないのか」
「いるよお兄ちゃん、受験お疲れさま。遅かったね帰り」
「茉利…まぁ、ちょっとな」
「ふーんまぁいいけど」
-部屋-
はぁ…どうしたらいいんだ俺は。
確かに柳田は可愛い…
いや、待てよ…俺は柳田に告白なんかされなかった…
「お兄ちゃん…ご飯もう出来てるけど…食べないの?」
「あ、あぁすまん」
ってことは歴史が変わっているのか…?
そしたらあいつが自殺をするという事実を
問題を1つ解決できたのか…?
そうすると俺は杉野の排除に集中できるのではないのか?
「どうしたのお兄ちゃん難しい顔して」
「あ、いや、なんでもねぇよ」
「本当に?困ってたら私を頼ってもいいんだよ?」
「茉利…」
「何?」
「そっかー告白されたんだ」
「あ、あぁ…どうすればいい?」
「そんなのお兄ちゃんが決めることだよ。まぁでも別に付き合ってもいいんじゃない?お兄ちゃんもてないでしょ」
うっ…否定できない…
結構俺は45年間モテないことはなかったが
なんだかんだで結婚できなかったしな…
「祐美ちゃん可愛いんだし…お兄ちゃんには勿体無い位」
「そうだな…まぁありがとうな。今日はもう寝るよ」
「うん、おやすみ」
とりあえず明日返事を言おう…緊張するな…
翌日…
ピンポーン
「はぁい、あ…淳也」
「お、おう…」
「は、入って…」
はぁ変に緊張するなこれ…正直こんな甘酸っぱい青春してもいいのか?おっさんが…
「ま、まぁその付き合うことなんだけど」
「うん…」
「い、いいぜ別に…」
は、恥ずい…なんだ別にって…
みんなこういう時なんて返してるんだ?
「ほ、本当に!?ありがとう!私淳也大好き!あ、私何言ってんだろう…恥ずかしい」
本当だよ…恥ずいこと言ってんじゃねえよ
好きになっちゃうよおじさん…
「学校も毎日一緒に行こうね」
「まだ受かってもないんだから…」
「そうだったね。ふふっ」
ほんと可愛いなこいつ、
みんなに恨まれるんじゃねえのか俺
「どうする?どっか行かない?」
「あ、あぁ。そうだな。で、どこに行きたいんだ?」
「デパートとか行かない?」
遂にこの地球の終わりが来たようだ。 @Naru0720
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