第3話-よくあるてんかい
朝9時
電話が鳴る。無視するとまたやり直しになるので、ここは仕方なく電話に出る事にする。
「はい、おはよう。」
「おはよう。前にいるんだけど…今起きたの?」
電話の相手は、幼馴染みの 若宮 蘭 だった。
あだ名は「フラリエ」だ。
「ごめん、すぐ行くよ。」
すぐに着替えて、フラリエを迎えに行く。
2000年以上も朝の身支度をしている私にとっては、取るに足らない動作だ。
「遅くなったね、行こうか。」
「うん。」
そう言うと、フラリエは私の服の袖口を掴んだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます