第2話海外ドラマのように
私は自宅でスキを
とはいえ、なぜあんなことをしたのか自分でも解らない。ただ、あの
ある休日の昼間、私は若い男にもらった違法ドラッグの樹脂をバスタブにためた湯に
違法ドラッグを
最後に
だが、私は、私に違法ドラッグを手渡した若い男を
ところが、ところがである。私の女友達の気になる男が誰かと思えば、あの若い男だったのだ。確かにあの若い男は同学年の別クラスににいたのだった。なぜ同じ学校で顔を合わせなかったのか不思議だ。
若い男は
私の女友達は学校近くのコンビニでバイトしている時に春見が客として来店したのだそうだ。そして女友だちがレジ打ちをミスすると、春見は「気にしないで」と言って彼女に
ところで「そんなのありか?」と思ったが春見は私のことを全然覚えていなかった。
今も春見と違法ドラッグについては心配でしょうがない。しかし、春見と知り合ってからそれどころじゃなくなった。ほんと、そう。そんなことおかまいなしに毎日が過ぎていく。なんにせよじっくり考えている
まぁ、いつか違法ドラッグのことで春見をじっとりと責めてやろう。
女友達と春見はいっしょに夏祭りへ行き、仲良くなった。今後が楽しみというところである。
今、例の空き教室でたまたま私と春見が
私と春見が向き合って放置された机をはさみ、すわっている。春見は私がシャーペンでノートに書いた大量の数式を一発、スマホで撮影した。そうして、ていねいに頭を下げ「ありがとう」と言った。その言い方はとてもさわやかで
私は女友達を応援せずにはいられなかった。
ドリューの血液 Jack-indoorwolf @jun-diabolo-13
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