どうしようもないエピローグ
「ほら、いつまでも泣いてねーでだんご食うぞ」
「うん……! あ、草だんごだ……いただきます……」
「椚さんも早くアザミが元気になるようにって奢ってくれたんだからさ(大嘘)」
「もぐもぐ」
「あとこれ、何か入れてたな……手紙だ、お前宛ての。ほら」
「もぐもぐ………。………!」
「あー。俺も随分食わされた上全力で走ってきたから疲れてしょうがねー」
「ごっくん……そっか。じゃあ、休んでいく?」
「ああ。少しな」
「わかった……じゃあ」
「え? 何で部屋の鍵閉めるの?」
「レンくん……大好きだよ……」
「え? 何で服を脱ぎ始めるの?」
「椚さんがね、気を遣ってくれたみたいなんだ。これ」
『あざみんへ
だんごの中にアレ的なアレを混入しておいたぞ☆
一口食べればえっちな気分になるアレ。そう、例のアレだ
これを口移しで食べさせればあのバカもメロメロって寸法よ
君はこれを使って妊娠してもいいし妊娠させてもいい
ハッスルして元気出してね
元気以外のものもたっぷり出してね
笑顔で報告が聞けるのを待ってるよ
お姉ちゃんより』
「何やってんのあの人!?」
「ボクもね、何だか体が火照ってきたみたいなんだ」
「んなわけねぇだろ! お前にそんな薬が効くか! 思い込みだ、目を覚ませ!!」
「大丈夫、優しくしてあげるから。怖くないよ」
「怖いよ! 今のお前は恐ろしいよ!! こんなタイミングで
「愛してるよ――レンくん」
「――その笑顔は――
Takeout over:『ヤンホモ男の娘大勝利! 希望の未来へレディ・ゴーッ!!』(終)
異世界転生・テイクアウトでお願いします ろまえ @hamayarawan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます