第48話:おわりに

ここまで読んでくださり誠にありがとうございました。

まだまだ連載を続けていきたいと思いましたが、このストーリーにも限界が近づいてきました。

初めて小説を書いてみましたが、もう正直途中から小説ではなくて完全にブログみたいになってしまいました。(笑)

やはりノンフィクションになると自分語りみたいなことになってしまいます。なかなか小説というものは難しいなと思いました。

それを考えると小説家はああやってキャラクターたちの立ち位置や動作、身なりなどこと細かく説明できているものは正直すごいと思います。


いちおう今回「4人の自分」ということで自分の分身はどこまで増やせるかについて問いただしたと同時に、私の新入社員時代から今日までのことについて飛ばし飛ばしではありましたが、だいたいのノンフィクションでストーリーをお届けさせていただきました。

正直色々と分身は作りましたが今ハッキリ言って成功している分身は2人目の自分「株主」と3人目の自分「個人投資家」ぐらいです。実際にお金として成果が出ているのは。

他の分身体は正直1円も成果は出ていません。しかしこういった発想が出てくること自体は大きな財産と考えています。知的財産的な?


オリジナルの自分が小売業などで仕事をしている時など部下に色々と教えてあげる時に、普段からブログで不特定多数の人に本などの紹介をしすぎたせいか、現実世界で口からスラスラと出てくることが多いです。

また途中から勝手に成功法則を思いついたり、買い物しているときにもただ安いものを選ぶだけでなく、将来性などを見通して買い物ができたりなどアフィリエイトや印税、こういった小説をする前の自分に比べるとずいぶん成長したものだと感じます。


そしてなにより私のわだかまりであった「お金に対する執念」

これが今回のEU離脱問題などの株価暴落でなくなったものと思われます。

今までは年収の高いものや稼げるものにばかり執着していましたが、株やFXといったマネーゲームはほんとうに1日2日で大金を得たり失ったりするものだと実感しました。

そう考えると社長たちのよくいう「人生はお金じゃないよね」という言葉もよく分かってくる気がします。

小説の途中でも説明したように「株価はみない」という考えになりました。

今現在も下がっていくかもしれませんが、だからといってすぐに生活苦に陥るわけでもなく、むしろ余金でやっていたので正直あってもなくても困らないぐらいではあります。

やはり株取引では全額かけてはいけないということはよくわかりますね。いくら大金を稼いでも1か月後に大金を失ってしまえば時間の無駄だと勉強させられました。

それよりもこういった考え方を持てるブログや小説は、自分の記憶を消さない限りは一生残ってくるものでしょう。

お金は残らなくても思い出は残る。しかしお金がないと生活ができない。

色々と問題は直面してくると思います。なんにしてもバランスというものが大事なんだと考えさせられました。


これで私の初の小説は終了します。次回作というものはまだ未定ではありますが、少なくともそろそろ自身のサイトと言うものを立ち上げていきたいと思います。

なかなか時間が取れないので、本日思い切って執筆しまくって小説コラムをまず終わらせようと思いました。

また時間があった時に執筆してみようと思います。

最後に私が得たかったものはお金ではなかったのかもしれないということである。

愛、それも欲しい。周りを見ていると。しかし結婚した人の意見が微妙なのも多いのはなんでだろう。と思うこともしばしばあります。

お金でも愛でも権力でもなんでもいい。


しかし一番私が欲しかったのはやはり「自由」なのかもしれません。

これからの長い人生にかけて最終目標はやはりこれに尽きると今は思っております。


長らくのご愛読誠にありがとうございました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

4人の自分 応対も時は金成 @outaimotokihakanenari

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ