４人の自分

第47話：幸と不幸

定義は人それぞれである。

私は幸せと感じている。不自由と言うものが今はないからかもしれない。

しかし誰かに制限されてしまったらそれは不幸と感じるかもしれない。

世の中にはそれを感じない人もいるかもしれない。

そもそも戦争のない国に生まれたこと自体が幸せなのかもしれない。

ニュースを見ているとテロ事件が多い。それが周りにないだけ幸せと感じなければいけないのだと私は最近思ったのだ。

今までの人生でお金を稼げば、誰よりも裕福ならば、と勝敗に拘っていた。

しかしよく本を読めとは言われていたが、色々なエピソードやその人の人生教訓を見ていると非常に勉強になることが多いものだ。

幸せと不幸の定義はなんなのか。

おそらく戦争や武装国家からすると、日本と言う国は羨ましいかもしれない。しかし私達はしばしばそのことを忘れがちになる。

ニュースで不倫しただので騒ぎ立てている。死んだわけではないのに

感覚の違いからくるものだろうか。

しかしストレスというものは本当に生じている。これを感じた時は不幸なのかもしれない。ストレス、つまり自分の思い通りに事がうまく運ばなかった時などに生じるものか。

本当は0時に寝たいのに眠れないときなど私はしばしばそれを感じる。

しかしそれ以外に不幸と思うことは特にないかもしれない。

いやそれを感じていないだけかもしれない。ただ時間は過ぎていく。

せっかくの資産だ、有効に活用したい。私が寝ているとき、ぼーっとしてる時、仕事をしている時、食事をしている時、いつでも私の活動していない時にネットはこの小説やブログなど発信してくれる。

テクノロジーは世の中を便利にしてくれた。だからこそ今は幸せを感じなければいけないのかもしれない。

だが100年後の未来の人からすると空を自由に飛べない人間は不幸だ！などと言われているかもしれない。

しかしそれでも時代に沿った幸せの定義というものはかみしめていきたい。それが幸せなのか不幸なのか分からなくとも、信じるものは皆救われるものである。