トンビ
登山中に仲間が足を滑らせた。とっさに襟首を掴んだが重くて引き上げられない。幸い私には動物と話せる超能力がある。「そこのトンビ君。引き上げるのを手伝ってくれ。」「私の力では無理ですね。」「じゃあ仕方ない。私の手をつついてくれ。」「やれやれ汚れ役か。人間てのは汚いもんだ。」
140字小説【慣性】他9編 壺義春 @gyoda
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