45 平面葡萄(4)
幸いにしてセイクの傷は酷いものではなかったようで、治癒魔法を用いれば数日中に完治するらしい。その連絡に僕も、彼のことをさんざんからかっていたヤクバとレクシナも胸を撫で下ろした。
治癒魔法の効果が僕のときよりも高いのは魔力が影響するようだ。治療者と負傷者、そのどちらも、である。セイクは僕よりも強く、僕を治療した人よりも彼を治療した治癒術士の方が秀でている。魔法陣を使った治療法を習得しているようで、四六時中訪れることもなかった。
そのため、急な話ではあるが、メイトリンを経つことになった。もっとも僕が埠頭で一夜を明かしていたときにそういう手筈になっていたそうで、急だと思ったのは僕以外には他にいなかった。
出発は明日、昼前。温泉のある宿場町まで戻り、そこから王都レカルタを目指して北上する。その道中にあるいくつかの街に滞在し、監査と会議、それらを繰り返しながら春の建国祭までにレカルタまでたどり着く予定だ。
目下のところ、心配事は二つだけだった。
一つは、ギルデンスやフーラァタなどの刺客による襲撃。これはむしろ移動するしかない、という結論に至った。足止めを食えば食うほど敵は人数を集め、強大になっていく。今ならフーラァタの治療も間に合っていないはずだ。
そして、もう一つは、ジオールのことだった。彼が僕たちと行動をともにし始めて一週間近くが経過している。彼がいつ諦めてくれるのか、もはや僕では想像がつかなかった。もし、このまま彼がこの旅に同行していくとしたら、と考えると、胸の中で尖った石が跳ねるような感触がした。
だから、夜、就寝前、ジオールに呼び出されたとき、胸の中には夥しいほどの不安が渦巻いていた。
〇
「悪いね、ニール。呼び出して」
「別にいいけど……」
食堂の大きな机にジオールが腰掛けている。赤々と焚かれた暖炉の火は彼の魔法によって灯されたばかりだった。室内の気温はまだ上がっておらず、外の、底冷えのする寒さが足元を這っている。
「回りくどいことは抜きにしよう」
僕をまっすぐ見つめるジオールの視線に心臓が跳ねる。次の言葉を耳にするまでもなく、彼の言わんとしていることがわかった。
「僕は明日、元の世界に帰る」ジオールはそこで一度黙り、しばらくしてから言った。「ニール、一緒に来るんだ。僕はお前を不幸にしたくはない」
歯軋りの音が聞こえて、僕は奥歯を噛みしめていることに気がついた。一度深呼吸をしてから「ジオール」と静かに返す。「きみには確かに助けてもらった。きみがいなければ、あのときセイクと一緒に殺されていたかもしれない。……でも」
それでも、僕の中には帰るという選択肢は生まれていなかった。ジオールの言う「不幸」、それは今朝、僕のせいで全員を危険な目に合わせたという以上のことなのかもしれない。けれど、僕の幸福があの超能力の世界にあるとは思えなかった。
「答えは変わらないよ。僕は帰らない」
「……だよね」
「え」
「知ってたよ。お前が断ることくらい」
強がるようではなく、ジオールは穏やかに微笑んで、暖炉に視線を送った。一瞬、白い光が発せられ、炎の勢いが増す。発火能力、だ。
「知ってのとおり、僕には拙いながらも未来視の力を持っているからね。どれだけ努力してもその中のお前の答えは変わらなかった」
「え、でも」
「無理やりお前を連れて帰らないことがそんなに不思議か?」
「それは」
「僕がお前の意見を蔑ろにするわけがないだろう? そんなことしたら、僕たちを蔑ろにし続けたやつらと同じになっちゃうじゃないか」
「ちょっと、待ってくれ」頭が混乱している。「ジオール、どこまでが本当で、どこまでが嘘なんだ?」
「僕はお前に嘘は一言も言ったことがないし、これから先も言うことはない」
「じゃあ、不幸になるってのはどういうことだよ」
「本当だよ。僕の未来視で見た限り、お前は不幸になる」
「具体的に言ってくれよ!」
「それは」と強い口調でジオールは言った。「それは、できない」
できるとか、できない、の問題じゃないだろう! 僕は詰め寄ろうとしたが、ジオールの表情からは飄々としたものが消えうせていてたじろぎ、それ以上、足が進まなかった。
彼はゆるぎない視線のまま、続ける。
「僕の未来視では、変更後の未来まで即座に追うことができない。もし、僕がその内容を伝えたらお前は行動を変えるだろう。その結果、ニール、お前が死ぬかもしれない。だから、言えない」
「じゃあ、何で今まで行動をともにしたんだ? そんなに僕を死なせたくないなら、無理にでも連れて帰ればよかっただろ!」
「連れて帰ってほしかったのか?」
「そうは言っていない!」
「ニール、僕はもうすべてを明かしたよ。お前が逃れられない絶望に直面することなく生きるには僕とともに帰るしかなかった。でも、お前はここで生きることを選択して、残念ながら僕もニールの意見を捻じ曲げてまで連れて帰ろうとは思わなかった。この世でもっとも不幸なのは他人によって生きる道を捻じ曲げられることだからね」
「……ジオール、質問の答えになっていない。どうして行動をともにしたのか、そして、どうして今、帰るのか、だ。何を企んでる」
「人聞きが悪いなあ。何も企んでなんかいないさ。僕がお前たちと行動したのは未来視が何かの間違いで、お前が思い直してくれるんじゃないか、って考えただけで、今帰るのは説得できそうもないって観念したからだ。それに」
「それに?」
ジオールはぴんと指を立て、詠唱を始める。僕たちが会話に用いている英語ではなく、この世界の、この国で詠唱に用いられている言語だった。彼が言葉を紡ぐごとに、指先に灯った火が体積を増していった。
「魔法のことはもう分かった」
「分かった?」
耳を疑う。才能はあると褒められているのは聞いたが、この短い期間で極められるほど魔法という存在が単純なものとは思えなかった。
だが、僕の思いとは裏腹に、ジオールが作った火球は肥大していく。
「理論と実践は別だけどね。なんてことはない、魔法は僕たちが長年追い求めていたテレポーテーションだった」
「は?」
「まあ、気づかなくても無理はない。完全に枠組みが違ったからね。置き土産として説明してもいいけど……どうする?」
ジオールの問いかけに、僕はいつの間にか頷いている。彼は指先の炎を消し、少しだけ楽しそうに語り始めた。
〇
「どこから説明しようか。まずは僕たちが超能力と呼んでいる現象について軽くおさらいでもしておこう」
それは聞くまでもなかった。
超能力とは、つまるところ、エネルギーを操作する力だ。幽界に干渉し、エネルギーを生成、使役する。そのままぶつければサイコキネシスになり、分子を細かく動かすことで熱エネルギーとして変換すれば発火能力、物質の熱エネルギーを取り除けば氷結能力となる。テレパシーは脳内の微弱電流の受信と送信だ。サイコメトリーは物質が持つエネルギーの流動記憶を幽界で視覚・聴覚情報などに変換して読み取っている。
ジオールが話したのも細部は違えど、ほとんど同じ内容だった。僕のよりもいささか理論的ではあったが、真新しいものはなかった。
「つまるところ、超能力ではそもそも質量を持つ物体の転移なんて不可能なんだ。長年研究してたけど、馬鹿だったね。『マッチ売りの少女』は知ってる? あの子はマッチを擦って幸せな光景を見てたけど、生まれていたのは火で映像はただの幻。僕たちは必死でテレポーテーションを実現しようとしてマッチを擦ってたけど、そんなのできるわけがなかったんだ」
「……でも、ちょっと待ってくれ。なら、僕がこの世界に来たあの実験はどうなるんだ?」
僕は足を踏み鳴らす。重みのある革のブーツの底はかつかつと音を鳴らした。硬い、物質的な音が振動とともに踵に響く。
「あれはテレポーテーションじゃなかったよ。かといってここが意識世界、というわけでもない。……実を言えば、僕は一度、この世界に来た直後、元の世界へと戻ったんだけど、僕の身体は消えていたらしいし」
「じゃあ、どう説明するんだ?」
「ニール、『平面葡萄』って理論、知ってるか?」
聞き覚えのある単語ではなく、僕は黙ったまま首を横に振った。ジオールは言葉を選ぶように、ゆっくりと説明を始める。
「超能力が生まれる前に提唱された理論なんだけど、まあ、平面、って言うのはちょっと誤訳に近いかな。……想像してみるといい。この世界は葡萄の一粒だ。同じように、僕たちの世界も、一粒。それだけじゃない、すべての異なる世界が葡萄のように連なって房を作っている」
想像しようとしたが、あまりに滑稽なイメージばかりが思い浮かんだ。惑星が逆ピラミッド状に連なる姿が頭の中で揺れ動き、そんな稚拙な想像をしているのが表情から読み取れたのか、ジオールは少しだけ表情を緩ませた。
「ある角度から見たら、ある世界とある世界は重なりあっている。けれど、別の角度から見たら、その世界同士は別の平面状に移動する。同時にその二つの世界は別の世界と重なりあう」
「何を言っているのか、分からないんだけど」
「つまり、僕たちがここに来たのは転移ではない、ってことだよ。僕たちは動いていない。同一座標の別世界に……簡単に言えば、位置を変えたのは世界のほうだ。視点の角度が変わっただけなんだ。で、超能力と技術が融合して生み出されたあの液体は一時的に葡萄の皮を溶かす作用があって、そうやって僕たちは世界を渡ったんだ」
僕は唸り、眉を顰める。この会話がどれだけ重要な意味を持つか、分からなかった。確証のない「この世界の根本」を突きつけられたところで、反応のしようがない。僕の生きる場所はその事実によって何ら影響を受けないからだ。
だが、ジオールは「難しく考えるなよ」と苦笑して続けた。
「ここまではただの土産話さ、大きな意味はない。僕は、そうだな、すべての世界はつながっている、ということを伝えたいんだ。僕たちが超能力の根源と考えている幽界、それは葡萄の
「梗?」
「葡萄の粒を繋げている部分だよ。だから、魔法も超能力も根本は同じ。房の上下で甘さの違いがあるように、こことあちらでは幽界から取り出している現象に違いがある。そして、この世界で生み出されている現象は物質の転移に帰結する」
ジオールの背後で白い光がぼんやりと発光する。彼はもう一度、魔法で指先に火を灯し、それから、暖炉の炎を見つめ、超能力で火の勢いを煽った。
「違いは分かるか?」
「……違い、って」
戸惑い、口を噤む。
「可燃性の物質、酸素であるとか、炭素……発火能力はそういったものの温度を上げ、火をつける。でも、魔法は違う。何もない空間に火を持ってくるんだ。すでに燃えている火、だよ。氷の魔法は見たことある? 氷結能力は直接物質を凍らせるけど、氷の魔法は物質の周囲を氷で覆っていくんだ。ここから考えると、たぶん物質のもつエネルギーも同時に転移させているんだろうね」
「転移、ってどこにそんなものが」
「どこにでもあるだろう? この部屋の中では暖炉が燃えている。東の町には温泉があった。つまり、活火山がある。水や氷の魔法だって、同じだ」
魔法など使ったことのない僕では彼の理論が正解なのか、判断することができなかった。だが、誤りだとも思えない。かつて目にしたフェンの土魔法。ジオールの理論をそれに当てはめても齟齬はない。隆起も流動も質量の細かい転移で説明がつく。
「……二つ、質問していい?」
「どうぞ」
「きみは魔法のことを転移、と言った。なら、精神系の魔法はどうなるんだ? 真偽判別だとかそういうのは何を転移させてるって言うんだ」
「ああ、あれね。あれは転移じゃない、というか、魔法未満、というか」
「魔法未満?」
「信号の、ええと、誤認を利用した副産物、っていうのがいちばんしっくりくるかな。厳密に言えば魔法じゃないから使える人間が結構いるだろ?」
ジオールの中ではメカニズムが確立しているようだったが、やはり、これも僕には理解できなかった。元々、魔法についてはさほど詳しくないし、聞いたところで何が変わるわけでもない。彼自身もそれ以上の説明をする気がなかったのか、次の質問を促した。
「で、もう一つは?」
「……この世界にはアシュタヤがいる。僕たちの世界の超能力と同じ力だ。なんで彼女だけが超能力を持っているんだ?」
僕の質問と同時にジオールが噴き出した。彼は声を出して笑い、「頭が固いよ」と肩を竦めた。
「この世界はいい加減にできている。昔、そう言っただろ? この地平に神はいないし、いたとしても僕たちのことなんて気にしちゃいない。目に見える現象を難しく考えるのは人間の悪い癖だ」
質問に答えろ、と僕はジオールを食ってかかる。彼もそれを予測していたのか、すぐに、ごめんごめん、と謝った。
「アシュタヤさんね。確かに彼女はニールの言うとおり、超能力者だ。でも、それがどうかしたのか? どこにでも例外はいる。ただのイレギュラー、ロマンチックに言うなら、運命のめぐり合わせ、かな」
「でも、僕たちの世界に魔法使いなんていなかった」
「いたかもしれない」
「え」
「ニール、お前が始めて魔法という単語を聞いたとき、どう思った? そんなものありえない、とは思わなかったか?」
「それは、まあ……」
初めて魔法と出会ったのはこの世界に来た翌日のことだった。
あのとき、僕は眉唾物の存在として受け取っていた。ありもしない魔法を信じているような古めかしい価値観だとも感じた。実際に存在するものだと受け入れたのはフェンが地面を操作するのをこの目で見てからだ。
「ここにいる人々も超能力なんていうものがあるとは考えていなかったはずだ。一部が受け入れても、他の人間は魔法の枠組みの中で捉え、自分の価値観の中で説明しようとする。僕たちも同じだよ。魔法という存在を超能力として説明したがる人は多い。もっと話を広げようか……ここの世界の人間は『超能力を生み出した科学』というものを与太話として受け取る。心の底の底では御伽噺だと考える。僕たちは、魔法、詠唱、なんて馬鹿げた話だ、と鼻で笑う。信じる土壌がないんだ。だから、もし、僕たちの世界に魔法使いがいたとしても気付くことはない」
反論できずに僕は黙り込んだ。
科学が発展し、超能力を発見してから人々は様々な神話や伝承に登場する魔法を超能力として扱うようになった。この世界でも同じだ。超能力を知らない人々は、アシュタヤの、あるいは僕の超能力を特別な魔法として扱い続けている。
「ただ、少なくとも、僕たちはその枠組みから外れた。これは僕にとってもお前にとっても、きっとすばらしい体験だったと思うよ」
「……何が言いたいんだ、ジオール」
「この土産話に意味を求めるなら――そうだね。ニール、お前は深く考えすぎだ」
「考えすぎ?」
「お前には魔力がないそうだね」
ぐっと言葉に詰まる。劣等感を刺激する指摘だった。
「けど、それはこの世界の魔法信奉者の言葉だ。僕に魔法が使えたんだ。お前にもきっと使える」
「……悪いけど、そんな期待、意味がない。魔力がないと魔法は使えないんだ」
「お前は自己評価が低すぎるし、頭が固い。それは僕たちを取り巻く環境がそうさせたんだろうけど……いい加減、枠組みから外れなよ」
ジオールはテーブルから腰を下ろし、僕の顔の前で右手の人差し指を立てた。彼の背中にある認識器官が光を灯し、〈腕〉を伸ばしてくる。何をするつもりだ、と訝ると、ジオールは左手の人差し指も立てて、自身の口の前に置いた。
喋るな、ということだろうか。
顔を顰めていると、目の前の光景がぼやけた気がした。くすり、とジオールが笑う。
火が生まれていた。
僕の顔の前、ジオールの〈腕〉の上で、小さな火が揺れている。詠唱はなかった。彼がしたのは超能力の〈腕〉を伸ばしただけだ。
「な――」
なんで、と、何が、が同時に喉元を通り過ぎ、弾ける。ジオールは楽しそうに笑いながら指を振った。そこにあった小さな火が揺れ、彼が〈腕〉を引っ込めると同時に風に吹かれたかのように消え去った。
目の前で起こった光景に言葉をなくす。彼が身体に魔法陣を刻んでいるわけがない。あれは時間と苦痛を伴う。ジオールであればそれくらい耐えてみせるかもしれないが、まるで熟練していない彼が、魔法の有用性を知らないうちに陣を身体に刻み込む理由などなかった。
しかし、彼はそれを否定する。
「魔法陣、ってものは面白いね。元は動物の内臓配置から来てるんだっけ」
「そう、だけど」
「要は魔法に必要な音声信号を特殊な図形に変換し、幽界から呼び寄せているということだ。超自然的な現象を僕たちは科学と認識で、彼らは経験と信号から、生み出している。……なあ、ニール、考えすぎるな。魔力と僕らの言う認識値は別のものだけれど、根本は同じだ。僕たちも彼らも同じ場所から力を取り出している。魔力とはつまるところ現象を取り出すために幽界へと送る信号の持続力と強度に過ぎない。でも、超能力はもっと直接的に幽界へと繋がっている。信号そのものを超能力として幽界に取り込めば現象を引き起こせる。裏道だよ」
ジオールはもう一度、〈腕〉を用いて、炎を作った。
ぞくり、と鳥肌がたった。
やはり、彼は通常の人間ではない。この世界のどれだけの人が、魔法の理論を言葉で説明することができるだろうか。彼らはあるものをあるものとして受け止め、自然現象の一つとして説明しようとしている。
選ばれた生命――もし、そんなものがいるのだとしたら、きっとそれはジオールのことなのだろう。たった数日で、彼は魔法を丸裸にした。
ジオールは僕の前で〈腕〉を揺する。凝視してみると、不定形の腕の中に規則正しい図形の配列が描かれていることに気がついた。魔法陣と同様の図形。
「練習は必要だけどね。ニール、〈腕〉を出してみろ」
言われるがまま、僕は〈腕〉を彼の前に出す。魔法陣など覚えていない。〈腕〉の形状そのものを利用するだなんて考えもしなかったため、ジオールのように精密な変化もできなかった。もどかしさに身体を揺さぶっていると、ジオールは白く輝く彼の〈腕〉で、僕の〈腕〉の形を整えていった。
〈腕〉の表面をいじられることでわずかな痛みが伝わってくる。彼は我慢しろ、とだけ言い、彫刻刀で削るようにして、尖った〈指先〉を滑らせた。
その動きが止まったとき、僕とジオールの間で熱と光が弾けた。髪を焦がすような熱風に、耐え切れず、尻餅をつく。
ほらな、と勝ち誇るかのようにジオールは笑った。
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