ほとんど小説は視覚がメインの文章だけど、この物語の音に対する拘りは必見だ。文章を読んで絵が浮かぶのは珍しくないが、音が声が聞こえてくる小説は数が少ない。この物語は、その数が少ない一つである。
毎日働くだけの人生って嫌だ。楽しいことしたい、見つけたい。そんな人間です。 そんな僕に新しく趣味が出来ました。それは小説を書くことです。
瑞々しい恋心や戸惑いが過不足なく表現され、いつの間にか感情移入してしまう作品。音に注目しているのも魅力的なポイントになっており、主人公の名前の使い方もうまいなと思いました。長さもちょうどよく、各話…続きを読む
思春期の男の子の背伸びとか、ひたむきさ、それゆえに盲目的になってしまう部分。その全てが飾らない文章で表現されていてすごい!!6話という短い中でひとりの男の子が恋をして、成長していく様を無理なく見せ…続きを読む
年の差恋愛もの。年上の相手を一途に思うが故に周りが見えてない、よくある話ですが、この作品はその一途な思いをリアルに表現している素晴らしいものです。そしてその一途さによる幼さを自覚したことにより、…続きを読む
年上の好きな人の為に背伸びした。でも子どもだからできていたことがあった。力になっていたことがあった。思いを込めた言葉はきっと届く。ふんわりキュンキュンするお話でした。ちいちゃん先生がかわい…続きを読む
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