皆様が知っている昔話にさり気なく、時に堂々と姿を現すインコたち。 インコ。そうですインコです。お喋りが得意で独特な動きで私たちを笑いに誘う愛すべき小鳥たち。 もちろんどんな昔話もインコがもたらす笑いに包まれた作品に早変わりしております。その一方で、インコ専用の飼料名がさらりと入っており、作者様の本気度が伝わってくる、そんな物語集でした。
お馴染みの童話や物語にただインコを混ぜただけ。それなのに突如として物語が抱腹絶倒、シュールな作品群に早変わり。最後まで笑いが止まらない、素晴らしい童話です。インコ最高!
はー インコー! ビバ! 世界がすべてインコになれば平和になるということを体現した物語でした。超短いんで一瞬で読めます。というかインコは長編に向かないですね。性質上。 最高なのは鳴き声を「ギョ」と表しているところで、まあそうなんですよね。なんとか愛らしさを残そうとするインコ漫画家など(一応そういうジャンルが存在する)は、「ヂ」などと表記をし、「チチッ」感を出そうとするわけですが、奴らの通常の鳴き声は「ギ」のほうが近いですね。言われてみれば。おっしゃる通りです。
え?インコってこんな感じですか?そう疑いながらも、疑いようのないインコホラーでした……
並ぶのは、誰もがよく知っているような昔話の一場面。ところが、なにか、違う。読み進めていくと、必ず、インコが登場するのだ。あるときは、本来の登場人物を乗っ取って。あるときは、概念として。あるときは、インコの種名として。あるときは、泣き声だけの出演で。そう。これは、インコが昔話に混ぜ込まれた、これまでにないお話なのです。
狂気を感じるインコ愛!歪みないインコ愛に溢れた快作!これ読めばインコ飼わなくても、充分インコを堪能出来ます(汗)
この短さこのテンポでこのインコw
いつの間にか完結していたみたいなのでレビューを書く事にしました。 それにしても面白い!一つ一つの話が短いので一気に読めてしまいます。 きっとインコ飼いの人が見たらもっと楽しめるのでしょうね。 どのお話もインコたっぷりでインコ好きにもそうでない人にもオススメです。 この話を読めばインコがどんなものなのかきっと分かる事でしょう。
インコ好きにはたまりません。日々の和みと癒しになります
インコ好き、インコを飼ったことのある人には共感できるあるあるが詰まってました。チュルル