熱い衝動に衝き動かされ、召喚の魔性に取り憑かれ、どこまでも暗い道を歩いてしまう主人公の語りが魅力的です。ぜひ一度読んでみてほしい作品ですね。
君に正義はあるか 僕にはある だからなんだといわれてもこまる
このめちゃくちゃな展開、スピード、スケールの大きさ、「アラビアの夜の種族」を思い出した。全9話で痛快です。
疾走感がある文体で、楽しく読めました!
この小説を読むであろう誰もが経験したことのある怒りとか苛立ちを、淡々とした語り口で見事な寓話として仕上げている。話の裏側で繰り広げられる事件一つ一つで十分話がかけるだろうに、それらをサラッと流して…続きを読む
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