未完成。ひどく蠱惑的に聞こえる言葉だけれど、それは「伸びしろ」があってどう化けるかわからないから魅力を感じるのかもしれない。
けれども、未完成のまま終わったら、作品は悲しいだろうな、完結して欲しかっただろうなと、「作品の気持ち」になってしまう。
だから「私は」未完成というのは好きじゃない。
シューベルトの交響曲『未完成』はあれが完成形だと思うけれど(笑)
作者からの返信
虫を三つもお皿に載せてーー。蠱惑的。難しい言葉を。笑
こどもの頃「未完成」って言葉が、妙にかっこよく響いたな。
(いま 「蜜柑星」になりましたけどね。くすくす)
自分はいつまでも未完成のままだけど、ここまではきちんとして
終わらせたいって気持ちはあるよね。って中途半端な私が言ってみる。
シューベルトは31才で亡くなってるんだね。
あんなにたくさん曲作ってると、生き急いでいるよなぁって思う。
限りがあるからこそ全力を尽くす、のですよねっ?
こんにちは、はじめまして。千葉と申します。これは——というタイトルのものから走り読みさせて頂いて、このお話で六月さんが書かれた下の二つの文が、すごく気に入ってしまって、他の読者サマがおっしゃってる「六月ワールド」というのが、あ———、って頷けました。
とても素晴らしい感性と、センス溢れる構成、そして筆力のポテンシャルにも羨望です。 一話ずつ、じっくり読ませて頂きます。素晴らしい才能に出会うと、誰かれなく感謝したくなります。 長文、失礼しました。
*———————————*
【その本は 枯葉色で、本格的な匂いがして、文字の線が 昔っぽくて
外箱から出すと オブラートのような紙に 包まれていた。
見本をみたら、その恭しさが 欲しくなってしまった。】
【この頃の自分は、インプットの時代だったのだと 今更ながら想う。】
作者からの返信
千葉七星さま。コメントありがとうございます。
はじめまして。「六月ワールド」の むつきです。笑
きゃぁー、ほめ過ぎですってばっ。(/ω\) 照れてしまいます。
気になったタイトルから読んでいただけるって、すごく嬉しいです。
色々書きたくてお喋りが止まらない。ただそんなエッセイです。
でも、誰かに褒めて頂いちゃうと、図に乗ってしまいそうな作者です。
気に入って下さった箇所が、またなんだかしあわせで。
未だにその経済学の教科書は押入れの奥にしまってあります。
そして、今、アウトプットの時代と称して
なんだか無茶苦茶に書いています!