第3話化粧
ファンデーションとチークをぬり、はっきりと目元を
「あのね、あなたが大人になって何か悩むことがあったら今日みたいに思い切りメイクして
私は鏡に
今思えば、祖母が本当は
「ごちそうさま、チーズケーキ美味しかったです」
私は学食の貴婦人に礼を言った。
「若くていいわね、あなた
貴婦人は私をベタ褒めした。
私たちはしばらく学食の
一部の学生たちに我が校の生きた
そうだ、
なぜか私は夜の街で死んだ元カレを忘れられそうな気がした。
私は学食の貴婦人に別れを告げた。
大学の中央玄関から外を見ると雨はまだ降っている。それでも
私は凶暴ともいえる世界に飛び出した。ずぶ濡れになりながら。
学食の貴婦人 Jack-indoorwolf @jun-diabolo-13
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