いつも目立つこともなく、「クラスのお荷物」のような目で見られていた、この物語の主人公。小学6年生になった今、私立中学への受験を決意した。
その中学受験は、学力的な面でも、乗りきるための体力的な面からも、最初から無理だって言われることがわかっていた。
だから、受験のことはクラスでも秘密にしていたのに……。
しかし、その秘密は、何処からか露呈して……、それを知ったクラスメイトからは理不尽な要求を突きつけられてしまう。
でも、反対に応援してくれる人もいた……。そんな大切な人のためにも……がんばる。そう決めたんだ!
少しずつでも強くなりたい……。
そんな彼女のがんばる姿を、あなたもきっと応援したくなるはずです。