登場人物紹介③~ランツフート戦争・ミュンヘン陣営
<神聖ローマ帝国>
〇マクシミリアン一世
ハプスブルク家。神聖ローマ帝国を統べるローマ王。後に神聖ローマ皇帝に即位。
「中世最後の騎士」と謳われる名君。
ランツフート継承戦争では、義弟のミュンヘン公アルブレヒトを味方し、帝国の諸侯・騎士たちに大動員をかける。
〇エーリヒ・フォン・ブラウンシュヴァイク
マクシミリアン一世の忠臣。ランツフート継承戦争のレーゲンスブルクの戦いでは身を挺してマクシミリアン一世を守った。
〇ヨーハン・ピーンツェナウアー
マクシミリアン一世にクーフシュタイン城を任されていた人物だが、ランツフート継承戦争では敵側のランツフート陣営に寝返る。
クーフシュタイン城に立て籠もり、マクシミリアン一世を挑発して怒りを買う。
<ミュンヘン陣営の諸侯>
〇ミュンヘン公アルブレヒト
神聖ローマ帝国の諸侯の一人。狡猾公とあだ名される謀略巧みな人物。
ミュンヘン陣営の総大将。
神聖ローマ皇帝フリードリヒ三世の娘クニグンデと勝手に結婚してフリードリヒ3世の逆鱗に触れるが、マクシミリアン一世の仲介で結婚を許された。
親戚のランツフート公ゲオルクが婿のループレヒトを相続人に指名して死去したことに反発し、ランツフートの継承権をめぐって戦争を起こした。
〇ブランデンブルク辺境伯
ゲッツの元主君。神聖ローマ帝国の諸侯の一人。ミュンヘン陣営の中でもゲッツ、フリッツなどの猛将を従えて参陣する。
詳しくは登場人物②を参照。
〇ウルリヒ (ヴュルテンベルク公)
神聖ローマ帝国の諸侯の一人。ローマ王マクシミリアンの後ろ盾により10代で諸侯となる。
ゲッツが初めて
この小説では出番が少なく頼りない君主だが、成長して激動の宗教改革時代を生きぬく梟雄となる。
<帝国の傭兵・ランツクネヒト隊>
〇ゲオルク・フォン・フルンツベルク
神聖ローマ帝国に終生忠義を尽くした軍人。
南部ドイツのミンデルハイム(バイエルン・シュヴァーベン地方)の小貴族の子として生まれたが、兄たちに領土をほとんどわけてもらえなかったため、軍人の道を歩んだ。
物語の初登場時はランツクネヒト隊の中隊長だったが、ローマ王マクシミリアン一世に見いだされて連隊長に就任し、後に「ランツクネヒトの父」と呼ばれるようになる。
礼儀正しい人物だが、戦場では巨大な両手剣ツヴァイヘンダーを振るい、獅子奮迅の活躍をする。
ランツフート継承戦争でゲッツと出会い、互いを認め合う仲になる。
〇レオン
フルンツベルクが中隊長だった頃のランツクネヒト連隊長。
<シュヴァーベン同盟>
〇ヴィルヘルム・フォン・パッペンハイム
帝国自由都市を守るシュヴァーベン同盟の代表者の一人。アウクスブルクという帝国自由都市の守備隊の隊長でもあった。
ランツフート継承戦争では、ローマ王マクシミリアンが支持したミュンヘン陣営に入る。
ゲッツやタラカー、フリッツなどの帝国自由都市を荒らす盗賊騎士たちを目の敵にしている。
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