ひとまずの、おわりに

ここまでお読みいただきました方々へ

 カクヨムさんがオープンしてからほぼ1年が経過しました。

 

 思えばこのエッセイも1年弱やっていたのですね。

 

 不定期にも関わらず想像をはるかに超えて多くの方にお読みいただいた作品となりまして、たいへんに感慨深いです。



 この作品を気まぐれに書きはじめるまでは完全に底辺をさまよっていた存在であった1年前の私が見たら、信じられないという顔をしていることでしょう。


 多くの方々のご支援と幸運に助けられてここまで来られた作品であると思います。感謝してもしきれません。



 意図せず書店員エッセイの人となった私でありますが、多くの人が投稿しているこの場所で「◯◯の人」となれることは、非常に恵まれていることだと思っています。


 まとまりのないエッセイではあるでしょうけれど、少しでも書店という場所ではいったいどんなことが起きて、どんなものが売られているのだろう、ということが少しでもみなさまの記憶に残りましたら、私としても嬉しいです。


 

 さて、この1年弱にわたりお送りしてきましたエッセイ『私書店員~』ですが、ひとまずはここでいったん連載終了とさせていただきたいと思います。


 私個人の都合で申し訳ありません。


 ここから先は、これからの予定と、この作品の今後についての内容となります。

 

 

 書店員「エッセイ」としての形ではここで一区切りとさせていただきたいと思いますが、ここで書いた内容を取り入れたうえで小説化したものを近いうちに発表したいと思っております。


 いうならば、セルフノベライズですね。


 タイトルは仮のものではありますが、『ラノたん 疫病神、◯度目の正直』というようなものになるかと思います。


 このエッセイの内容を盛り込んだ、書店員あるあるな小説で「働くヒト」小説コンテストに乗り込むつもりです。

 

 この作品では触れられなかったような小ネタもふんだんに盛り込むことで、すでにエッセイを読んでくださった方にも新しい刺激を与えられるような作品にしたい、と思っています。


 

 それと、以前に応援コメントにて、ここで触れて欲しい内容をリクエストしたいというお声をいただきました。


 私のような者にもそのようなお声がかかるようになったというのは、本当に嬉しいです。私一人の作品ではなくなったのだなあと強く感じました。


 なので、私がテーマを決めて書いていく形でのエッセイの連載はここで終了とさせていただきますが、何か触れて欲しいことなどがありましたら次に展開させていただきます新作小説の方に可能な限りフィードバックしていきたいと思っています。


 経験がない分野である場合、あまりにも企業秘密などに触れすぎる内容、または特定の作品や個人に関してはお答えできない場合もございますが……

 それでもよろしければ、どうか気軽にお寄せください。

 

 ……多数リクエストをもらえる前提かよ、まったくリクエストがなかった時赤っ恥じゃないか、と不安に思うこともありますが(笑)


 ユーザー企画のところを使おうとも思ったのですが、後述する今後の展開を考えますとフェアじゃないと考えましたので、そこは使わないことにしました。

 


 このエッセイとはややテイストの異なったものになるでしょうけれど、小説という形態となっても、この作品のように多くの方からフォローいただけるものとなるように全身全霊をもって取り組んでまいりますので、どうか新しい作品も応援いただけるととてもありがたいです。


 それでは、また多くの読者さまとお会い出来ることを祈りまして。 

 

 最後になりましたが、『私書店員、ラノベ担当。』をご覧いただきまして、ありがとうございました。

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