恥ずかしながらちょっとだけ帰還して参りました

2017年春アニメはラノベ原作づくし

 こんにちは。お久しぶりの方はお久しぶりです。


 当エッセイ『私書店員、ラノベ担当。』はいったん完結させていただいておりましたが、来期アニメについては少し触れておかねばならないという使命感のようなものに推し動かされて、イレギュラーに帰ってまいりました。


 あんなあとがきしたあとにノコノコ更新しに戻るのも少し気が引けたのですが……

 


 もうそろそろ3月も後半に差し掛かって、現在放送中のアニメが終わりに差し掛かってきたところですね。

 

 一足先にアニメ2期が完結した『このすば』のような例もありますが、ともあれ4月から開始するアニメに関心が向く頃合いなのではないでしょうか?



 実は来期はかつてないほどライトノベル原作が多い、ラノベ原作豊作のクールともいえる様相を呈しているのを、皆様はご存知でしょうか?


 これらがどれだけ人気が出るかで、今後のライトノベルという形態の将来が大きく左右されるのではないだろうか、と個人的には注視しているところです。

 そこで、現役を退いて久しいいち素人ではありますが、来期のアニメ原作ライトノベル作品についても触れていきたいと思います。


 

 以下に作者さま敬称略でそれぞれのアニメタイトルを列記、一言コメントを入れていきます。


・『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝ソード・オラトリア』大森藤ノ(GA文庫) 

 ご存知『例の紐』で一躍大ブームを巻き起こした『ダンまち』の外伝。

 ベル君が惹かれる女剣士アイズが主人公。


・『エロマンガ先生』伏見つかさ(電撃文庫)

 挿絵はかんざきひろ氏。『俺妹』コンビが送り出す兄妹コメディ。

 放送前の期待度は随一。


・『ゼロから始める魔法の書』虎走かける(電撃文庫)

 書店員時代強化して仕入れていたタイトル(個人的だな)

 挿絵は『艦これ』で知られるしずまよしのり氏。主人公(?)のゼロがどう見ても島k……げふんげふん

 

・『ロクでなし魔術講師と禁忌教典アカシックレコード』羊太郎(富士見ファンタジア文庫) 

 ファンタジア大賞大賞賞受賞作。コミックも好調。

 挿絵は『このすば』の三嶋くろね氏。

 

・『冴えない彼女ヒロインの育てかた♭』丸戸史明(富士見ファンタジア文庫)

 第1期で驚異的な人気を誇った、「ノイタミナ」枠としては異色作の第2期。

 加藤恵。

 

・『サクラダリセット』河野こうのゆたか(角川文庫/角川スニーカー文庫)

 作者の河野氏は『いなくなれ、群青』(新潮文庫nex)など、階段島シリーズと言われているライト文芸分野で注目を浴びている。スニーカー文庫の大型新人として当時話題を呼んだデビュー作。実写映画の公開も控えている。


・『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』枯野あきら

(角川スニーカー文庫)

 初動では話題にならなかったものの徐々に売れるようになりアニメ化にまでこぎつけたという、昨今の初動至上主義の救いとなりえる一作。略称「すかすか」

 

・『クロックワーク・プラネット』榎宮かみや祐・暇奈椿(講談社ラノベ文庫)

 滅亡後再構築された世界を舞台とする。原作のひとり・榎宮祐氏は『ノーゲーム・ノーライフ』の作者。


 どうでしょうか? 抜けがあったらすみません。

 そこに『有頂天家族』(2期)も加えれば、小説原作作品の数が歴代でも群を抜くシーズンであることがご納得いただけたと思います。

 中でもKADOKAWAさんの各レーベルがひとつのシーズンに2作品ぶっこんでくるのはかなりレアなのではないでしょうか……?

 

 さらにここで『正解するカド』という作品にも触れないといけないでしょう。

 東映アニメーションが全編フルCGで挑む作品だということで、個人的には期待しているのですが……実はこの作品の脚本を手がけている野崎まど氏はメディアワークス文庫賞初代受賞者としてライト文芸的な立ち位置で活躍している方です。

 今のクールでは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に脚本としてライトノベル作家の鴨志田かもしだ一先生が参加されていたりと、本来の媒体のみならず多くの場所で活躍の場を広げる作家の方々も多くなりつつあるように思えます。

 

 バババッと軽く見ていきましたけれど、いかがでしょう?

 来期はライトノベル、および文芸分野の今後を左右しそうだなと思いません?

 いち視聴者として、楽しく放送を追っていきたいと思っております。

 

 なお、この流れを完全にぶった切って完全に自分の趣味で言うならば。

 個人的に、ゆるふわ演劇作品『ひなこのーと』三月(KADOKAWA・コミックキューン連載)に期待しています。

 おそらく『ごちうさ』が好きな層にウケるはず。来期の難民救済枠アニメとなってくれることを期待しつつ……


 いつものようにとりとめのない更新で申し訳ありませんが、みなさんの来期アニメ視聴のご参考になればいいなあと思います。それでは、今度こそ完結です。ライトノベルというジャンルのさらなる発展を願いまして。

 

【追記】

 『月がきれい』というアニメのキャラクターデザインを担当するのは漫画家・イラストレーターのloundraw氏。

 『君の膵臓すいぞうをたべたい』書籍版の表紙を手がけた方として知られています。

 WEB小説の読者さんにとって重要な情報だと思ったのでこちらも触れておきたいと思います。


【さらに追記】

 『カブキブ!』が榎田えだユウリ氏による小説(角川文庫)を原作としているようですね。追記させていただきます。

 歌舞伎を主題にしたお話というのにも驚かされましたが、加えてキャラクター原案・CLAMPさんというところにも驚かされました。

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