女性誌の売上は、明らかに付録に影響されますよね。
お客さまは、「自分が毎月読んでいる雑誌」だからじゃなくて、
「欲しいバッグがついている雑誌」を選んでいる感じ。
だから、女性誌の品出しをするときに、
付録の見本を店頭に出すのは必須でした。
ブランドとかオサレとかには縁遠い(100万光年くらい)自分は、
「そんなにバッグばっかり買ってどうするんだろう?? エコバッグでも全然エコじゃないなあ」
とか思っていたんですが、
あるときバッグのついた女性誌を買ったお客さまが、
「これに入れて下さい」
って、付録のバッグを外してビニール袋から出し、
それに買った雑誌を入れて持ち帰られたとき、
「なんて賢い! これぞエコ!」
と感心したことを覚えています。
作者からの返信
>灰色山穏さん
コメントありがとうございます!
そうなんですよ、先月はバッグかわいかったからあの雑誌買ったけど今月は代わりにこれ、という選び方ですよね。
付録商戦も功罪あるなあと。
付録の見本やはり出しておられましたか。やっぱりどこでもそうなんですね~。その話も触れればよかったなあ。
その月の付録を平積みしているところの壁にまとめて立てかけてましたね。それらをのぞき込む女性の目の真剣さといったらもう……(笑)
なのでどうしても一部見本用に売り上げを犠牲にせざるをえないんですよね……(笑) 親切なところですと見本用の付録も届けてくださいましたけれど。
うちは見本として付録を出したあとの雑誌は立ち読み用に平積みの一番上に出していたのですけど、その時に便利だったのは『ゼ◯シィ』の見本誌カバーだったり……(笑)
雑誌をお買上げしたその場で付録を活用したということですね~。
そのような方、やはりうちにもおられました(笑)
ほんとにどこでもそうなんだなあ~、というような気づきをこうした場で得られてなんだか新鮮です。
それだけでこうした形で本屋エッセイをあげている意味はあるというものです。
つ 「ジョージと付録」
ってまとめのリンクを貼ろうとしたら、削除されてしまったっぽい件
よいまとめだったんだけどなぁ
ご参考までに
https://togetter.com/li/192974
作者からの返信
>kuronekoyaさん
コメントありがとうございます~!
なるほど、このようなまとめがあったんですね。知らなかったです。ありがとうございます。
察するに、雑誌に付録つけるの大変なんじゃ~! という内容でしょうか。確かにそれはかなり感じていましたね……(苦笑)
あれ書店員がその場でつけるんですよね。意外と(?)知られていないと書いてあってびっくりしました。
黒猫屋さんは書店員さんということですから存じ上げているとは思うんですけれど、同じジャンルの雑誌って発売日を被せてくるので、月に4~5回程度ある女性誌発売ラッシュの日は、付録をつけるだけで開店時間になっちゃうみたいなこともザラでしたね~
今となってはいい思い出でございます。
……はっ、ひょっとしてこれだけで1本書けたのでは……(笑)